世界には水が無いという映画 | OFFSETのHOBBYブログ

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昨日東京MXの『松嶋×町山未公開映画を観るTV』というので、この『FLOW』という映画の前半を観ました。

どんな映画かというと、『俺達が飲んでいる水』について考えさせられる映画でしてね。

まず、俺達が飲んでいる水っていうのは『川から浄水場を通って、蛇口から出てくる』、OK?

なら、『その水は永遠に普遍なのか?』って事。

浄水場を通ってくるから安全?

じゃあ、その『浄水』って、何を浄水しているのか?っていうと、『微生物』とかなワケ。

『薬』は除去していない。

じゃあ、俺達が飲んだ薬は腎臓でこされて排出され、下水道を通って、川に戻り、それを再び綺麗にして飲んで、っていう繰り返し。

だから、日本みたいに降雨量も豊富で、山から濾過された水が出てくるような国ならいいけど、酷い所になると、『抗うつ剤』が高濃度で入っている水を飲んでいる地域とかもあるっていう、怖い話がまず始まり。

でも、こんなのなんてまだ序の口で。

アメリカで売られているミネラルウォーターの中には『敷地を掘っていたら出てきた井戸水をただ入れただけ』っていう衛生管理も何も無いものが出回っていたりするっていうのが取り上げられるの。

「え!?ミネラルウォーターだから安全じゃないの!?」っていう、俺達の思い込みを逆手に取った悪徳業者がいるっていう・・・

さらには、世界中でどんどん飲める水が減っていて、それを喰いモノにしている巨大企業があって、表向きは

「我々は世界中に安全で衛生的な水を普及させる!」

とか言っているんだけど、やっている事はもちろん『慈善事業』じゃなく『金儲け』なワケでね。

発展途上国の水源を押さえちゃって、川をせき止めちゃうの。

そうして「水が欲しいなら金を払って買え。」って言うんだけど、年間所得2万円ぐらいの一家に3000円とか要求するのね。

もうカツカツで生きている彼らにとっては死活問題で、仕方なく泥水を飲むんだけど、腹を壊して死んじゃうの。

しかも5歳までの子供が大部分で、世界中で50万人だったかな?そのぐらい死んでいる。

で、仕方なく水を買うんだけど、買った水を盗まれたりして、もう大変な事になっている。

でも生きる為には仕方ない。

酷い所になると、アメリカ軍の基地からロケット燃料を垂れ流しにされて、汚染された水だから飲めないとか、上流に屠殺場を作って、垂れ流しにされた血で川が真っ赤になっていて、それが腐って川や湖を汚染していたり。

もうめちゃめちゃ。

そんな数々の問題の答えとして、インドの方では、貧しい人でも安全な水が飲めるように、紫外線殺菌装置を備えた浄水場を、現地の人に運営させている。

低コストで安全な水が得られる上に、現地の人を雇うから低賃金で済み、なおかつ雇用が増加する。

これに対して、巨大企業は現地に自社の人員を送るからものすごい高賃金な上に水道設備も不必要なほど豪華で、盗まれないようにする工夫までされている。だから高コストで、それが水の値段に跳ね返っているってワケ。

そんな大変な現実がノンフィクションで描かれています。


で、何でこんな映画を取り上げたのかっていうと・・・

実は日本も狙われています。

近年、山を買いたいという企業が急増中。もし買い取られれば水源を押さえて、俺達が飲める水は無くなってしまうでしょう。

いや、言い方が悪いか

『金持ちしか水が飲めなくなります』

そして、その現実はもう目の前にあります。

巨大企業のやり方として『国家の財政を握る』という方法があり、ボリビアだっけな?国が金を借りる代わりに、水道事業を売るというのがありました。

今の財政ピンチな日本なら、格好の餌食だと思いませんか?

もし水道代が月に5万円になったら・・・

あなたはどうしますか?