昔・・・と言っても10年ほど前だけど、一時期ドールにハマっていた事がありまして。
フィギュアでは無理な全身可動と、布による表現が面白くて。
自分は『ドールアイの手軽なカスタムと漫画的表現』をテーマにガシガシとヘッドを組み立ててました。
多分最後の方に組み立てた娘(ドールマスターとしての仁義で、あえてこの表現使わせて頂きます。)を出しました。技術的には多分限界値に近いです。
ヘッド拡大。
え~と何ミリだ?7mm使ってんのか?
東急ハンズで売っている安いヤツの大きい方。
それの裏面の銀色をうすめ液で落してから瞳部分になる軸部分と瞳の外周が透けないようにリキテックスのブルーで塗って、乾燥後は耐水になるのを利用して、瞳全体にスカイブルーを塗っています。
失敗しても1~2回なら水で落して塗り直し可能。それ以上だと沈着して無理。
そのドールアイを、目の部分をくりぬいたドールヘッドに瞬間接着剤で固定。
最後にエナメルのホワイトで光を表現。必要に応じてエナメルクリアーでつや出ししてやりますが、この娘は瞳に傷が入らなかったのでクリアー塗ってなかったんじゃなかったかな。
で、髪の毛は髪の生え際部分でカットしてやって、あらかじめ植毛されているヘッドから同じラインで切り出して瞬間接着してあります。
そうそう、その前に『お湯パーマ』は必須。いくらリキテックスが耐水性だからって、熱湯かけたくないんで、切り出す前にクセの付いた髪をヘッドごとお湯ぶっかけてストレートにして、ビニール袋をかぶせて元に戻らないようにした後に自然乾燥させてクセを取ってます。
ドールアイ入れたヘッドに接着後、おおまかに切り出し。
もちろん専用ハサミです。普通のだと刃が噛んじゃったり、切り口がつぶれたりしますんで。
切り方も注意。一気に切ろうとすると、髪が逃げて行って平らに切ったはずが斜めになっていきます。
基本は少しずつ。
大まかに切り終えたら、イメージに沿って修正。切りすぎるよりは切りすぎない方がいいです。
「大体こんなんかなー?でもモッサリしているなー・・・」
という時にはハサミを縦に入れてチョキチョキやるとシャギーになって軽くなります。
シャギーはこっちの方が解りやすいかな。
画像をクリックして大きくすると見やすいんですが、毛先が光の点になっているので、その点が上下しているのが見えるはずです。こうやって毛先をすく事でモッサリ感を無くします。
植毛以外では、ボア系生地や動物の毛を接着する方法もあります。
コレはあまり良くないボア生地を接着したものですが、今はダイソーでも自動車のミラーカバーなんかでいい感じのボア生地がありますんで、そっちを使ってもいいでしょう。コツは『髪の分け目が目立たないようにできるだけ密着させて貼り込む事』。
そうそう、髪はかなりクセが付き易いんで、ドール用ヘアワックスとかでまとまりを付けるといいです。
人間用は・・・どうなんかな?ソフビに変色とか出なければ大丈夫なのかも。
あと、自分は『株式会社ボークス』のドール素体を使っています。オビツとかちょっと使いにくいんで。
可動とボディバランスはボークスが一番だと思うんですが、今は1/6サイズ(27cm)のラインナップが少ないので、注意が必要です。



