人に出会いがあるように・・・
カードにも出会いがある。
数多(あまた)のカードの中で出会った、運命のカード
その物語。
数年前、『大怪獣バトル』というゲームの稼働開始を知らせるCMがTVで放送されるようになり、それを面白そうだと思いながらも、その時の俺は特にやろうとは思っていなかった。
でも、その日丁度仕事帰りに秋葉原で下車し、地下鉄に乗り換える前に、なんとなくヨドバシカメラで遊ぶ気になり、そして6階にある玩具売り場まで行った時・・・
そこには稼働したばかりの大怪獣バトルが、俺を待つようにそこにあった。
試しに1回やってみようと思い、100円を入れる。
出たカードは技カード『ベンゼン星人』。
なるほど、怪獣カード以外にもこんなカードがあるのかと思いながら、プレイ。
最初はたかがゲームと思いあなどっていました。
でも
そこに映し出されたのは、今まで出会ったことのない大迫力の怪獣や宇宙人達。
息遣いまで聞こえそうな程生き生きとした怪獣が、地響きを立てて走り、ぶつかり合う!
2回戦目のゲーム(この頃はまだ1ゲームで2話出来ました)が終わる頃、俺はこのゲームの魅力に参っていました。
たった1度でやめるはずのゲーム。
でも、この面白さをもう一度味わいたい!!
そう思ってもう100円投入。
その時出たのが忘れもしない『バルタン星人』のカードでした。
その時はまだこのカードがウルトラレア(当時はまだ公式HPでもこの名称はありませんでした。)だというのを知らず、ただ「へぇ~、こんなキラキラしたカードがあるんだ。」と思っているだけだったのです。
早速このカードを使うと、とてつもない強さ。
さすがは有名なバルタン星人です。
自分はこのカードを財布のカード入れ部分にしまうと、その場を後にしました。
次の日、会社の現場でこのゲームの事を興奮しながら話したのを憶えています。
バルタン星人には強い思いがあります。
亡くなった祖父が残した8ミリフィルム、その中にウルトラマンがバルタン星人と戦う話がありました。
音の無い8ミリ用に本来は音声の入ったカセットテープがあったはずですが、どこかに行ってしまったのか、それとも中古で買ってきたから無かったのかは解りません。
でも、音声が無くても何度も何度も楽しんで見ていたのを憶えています。
そんな俺が、このカードと出会ってしまったのは運命かもしれません。
初めて出会った怪獣カード、そしてそのカードの片隅にはウルトラマンが・・・
ここから自分はカード収集を始め、そしてウルトラマンを出すという目標を持つようになります。
そして再び運命の出会いが。
それはまた別のお話で。
