そんな状況のなかちびちび読み進めた
中藤玲『安いニッポン』(日経BP)が
かなり衝撃的でした。
本書は2019年に日経新聞で連載された
特集「安いニッポン」の記事がまとめられたもの。
日本で暮らしている身としては気づかない
日本の「安さ」が浮き彫りになっていて、
自分の金銭感覚が海外では通用しないことに
衝撃を受けました。
日本の何が安いのかというと、
①物価(モノ・サービス)
②人件費(給料)
の二つ。
ディズニーランドの入園料や
回転すしは世界最安値(!)。
100均の商品も海外では
160円〜300円くらいで売られており、
1000円カットも海外ではありえない安さ。
高品質で最安値の日本のモノ・サービスは
外国人からすると
かなりお買い得な状況にあるのです。
なぜ「世界最安値」の状況かというと
日本はバブル崩壊から物価が上がっていないから。
物価が上がらないのは
わたしたちの給料が上がらないせいで、
鶏が先か卵が先か・・という感じですが
とにかくデフレのループが止まらない状態にあります。
いち消費者として考えてみれば、
たしかに定食屋や美容室のコスパはかなり良いし、
5000円くらいで泊まれるビジネスホテルも凄い。
100均のクオリティも高すぎる。
コンビニの100円コーヒーも美味しすぎる。
なのにそれを「お得」と思わず
「こんなもんだよね」と当たり前に
思っていた・・!
視野の狭さを痛感しました。
しかも最近は
仕事をしていないため
ケチに拍車がかかっていて、笑
こんなお買い得の国に慣れてしまうと
海外旅行でケチりすぎて
楽しめなくなる・・!と
かなりヒヤッとしました・・。
人件費に関しては
自分の場合で言うと
「給料が上がらない」心当たりは確かにあり、
夫と遠距離のときはお金が貯まらなくて
胃がキリキリしてました。
給料が上がらない背景にあるのは
崩壊しつつある年功序列制度の名残りで
若手にお金がまわってこないことや
「個人で昇給の交渉をしない」お国柄が
影響しているそうです。
うん、たしかにしたことない。汗
個人的には日本人の「謙遜」気質も
影響しているのではないかと思います。
あと同調圧力も。
日本の技術力や職人気質、
おもてなし精神の高さはピカイチなのだから
みんな自分の能力をもっとアピールすべきだし
「給料上げてくださいよー!」
って交渉する人やノウハウがたくさん出てきたら
同調する日本人もたくさんいると思うので
そういう意識改革が
我が子が社会人になるまでには
できていたらいいなと思います。
日本企業がそんな感じなので、
一部の優秀な人材はすでに
外資系企業へどんどん流出しているそう。
さらには
技術力の高い下請け中小企業が
外国企業に買収されているのだそうです。
日本のお家芸のアニメ業界も
中国企業の方が給料が何倍も高く
中国企業が日本人アニメーターを育てる
逆転現象が起きているのです。
「安いニッポン」の感覚だけを持っていたら
いつのまにかジリ貧になって
どんどん生きづらくなりそうだと
強く感じました・・
お買い得な日本のありがたさを享受しつつ
海外旅行でショックを受けないよう
資産形成頑張ろうと思いました。
円預金もう少し減らそうかな・・
日本の常識は世界の非常識、
日本にいることのありがたさと危うさを
痛感させられた一冊でした。
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