こんばんは〜

今日はスーパームーン(地球に最も近い満月の日)です!!

満月の日にお産が進むというジンクス(科学的根拠はないらしい)があるため非常にソワソワしております^^

 

 

健診のときに「26日はスーパームーンらしいんですけど心の準備しておいたほうがいいですか?」と先生に聞いたら失笑されましたが。笑

果たしてどうなる〜^^


 

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とはいえずっとソワソワしてもいられないので家でごろごろしながら読書にはげんでいます。



今日読んだのは髙崎順子『フランスはどう少子化を克服したか』(新潮新書)。

 

 

『フランスの子どもは夜泣きをしない』を読んで以来、フランスの育児に興味がわき手に取りました。

 

 

 

 

↑インパクトのあるタイトルですがめちゃくちゃ面白かったです。

「育児ってめっちゃ大変なんだよね…」と怯えまくっていた自分の心が救われました。

 

 

フランスは、先進国のなかでもダントツの出生率なんです。

 

 

2018年のデータ(出典・世界の合計特殊出生率ランキング)では

フランス…1.88人

アメリカ…1.71人

中国…1.70人

イギリス…1.65人

日本…1.36人

という感じ。



出生率は下がり続けているようですが、それでも先進国の中では抜きん出た数字ではないかと思います。

 

 

本書はそんな少子化対策先進国のフランスで国際結婚をしたライターの髙崎さんが、自身の経験を交えながら取材を行い、フランスがどんな少子化対策を行っているのかについてまとめた一冊です。

 

 

『フランスの子どもは夜泣きをしない』は育児法にフォーカスされたものですが、本書はフランスの政策・育児環境にフォーカスされたものです。



2冊読んで改めてフランスの育児環境に驚き、文化の違いはあれど参考にしたい部分がたくさんありとても勉強になりました。

 

 

フランスはどう少子化を克服したか?の本題に入りますが、髙崎さんは以下の4つが主な要因ではないかとおっしゃいます。

 

 

①父親の産休・育休制度が手厚い

②無痛分娩がスタンダード

③保育手段が豊富

④3歳から公教育がスタートする

 

 

以下ざっくりと解説します。

 

 

①父親の産休・育休制度が手厚い

→サラリーマンの父親は「3日間の出産有給休暇」と「11日間の父親休暇」が与えられます。

雇用主は休暇を拒むことができず、また拒んだ場合は罰金が課せられます。

3日間の出産有給休暇では妻の入院につきそい、助産師から沐浴・おむつ替え・ミルク作りなどの赤ちゃんのお世話をひととおり教わり、11日間の父親休暇では妻とともに赤ちゃんのお世話に専念する…という流れができあがっているのだそうです。

 

 

著者の体感としてもフランスでは「育児参加しているパパが非常に多い」という印象なのだとか。

それは「14日間で父親になる」上記の政策が功を奏していると言えるのでしょう。

ただし、育休については男性取得率が2%と課題もあるようです。

(男女ともに最大2年間の育休取得が可能)

 

 

②無痛分娩がスタンダード

→フランスではなんと9割が無痛分娩で出産しています。

これは麻酔費用が全額国の負担でまかなわれているからです(すごい!!)。

無痛分娩が普及した2010年には1974年以来初めて出生率が2.00人を超えたというデータがあり、無痛分娩の普及と出生率の向上は大きく関係していると言わざるを得ません。

日本ではまだまだ少数派な無痛分娩ですが、フランス並に普及していって欲しいな…と切に思いました。

(麻酔科医不足などで、すぐに解決できる問題ではないと思いますが…)

 

 

上記に加えて毎月の妊婦健診費用なども自己負担がありません。

フランスでは「妊婦・乳幼児は社会的弱者であり、国全体で守らなければならないもの」として、社会保障が手厚くなされているのです。



かたや日本では「妊娠は病気じゃない」ため保険適用外。

自治体からもらえる健診補助クーポンを使っても5〜6万円の自己負担がかかりました。

さらに出産費用も病院によってまちまちで(無痛分娩にしたらさらに自己負担がかかりますし)、経済的な面で子どもを産むことへのハードルが上がってしまうことを痛感します。



フランスの社会保障の手厚さを知り、こりゃ出生率上がるわ!!と深く納得しました。

 

 

③保育手段が豊富

→フランスでは大勢の方が1歳のうちに保育園または他の手段で子どもを預けています。

一番人気なのは保育園ですが、都市部では競争率が高く妊娠中からの保活が必須なのだとか。

ですが、その代わりに「母親アシスタント」「ベビーシッター」という保育手段があり(どちらも国から補助金が出て所得控除も受けられます)、待機児童にならない仕組みができあがっているのです。

こりゃ出生率上がるわ!!(2回目)とうなずきが止まりませんでした。

 

 

④3歳から公教育がスタートする

→フランスでは子どもが3歳になると「保育学校」に入ります。

これは日本でいう幼稚園のような存在ですが、日本と大きく違うのは学費がかからないことです。

(日本でも教育無償化がはじまっていますが、所得によって差がありますよね)

保育学校は義務教育というわけではないそうですが、「保護者の負担を少しでも減らすため」に建てられたものなのだそうです。

どれだけ親に優しい国なんでしょう…!!

 

 

ざっくり解説のつもりが、自分の感情が入ってちょっと長くなってしまいました。



本書を読んで、フランスがいかに子育て世代に優しい国であるかがわかり、フランスのエッセンスを少しでも日本に取り入れてほしい…!!とさらに強く思いました。

 

 

そして、国が違うとこうも文化が違うのか!という当たり前のことに改めて驚きました。

いまある環境・文化が「絶対」というわけではないのですよね。

視野が狭くならないように、肝に銘じたいと思いました。

 

 

子育て世代の当事者となる身として、これからは今まで以上に国や自治体の政治・政策に関心が行くのではないかと思います。



しばらくは子育てで余裕がなくなるかもしれませんが、いまの環境がもっと良いものになるように、いろんな視点でものごとを見るアンテナを張り続けていきたいです。

 


日本の少子化問題に興味がある方におすすめの一冊です。



産まれる前に読みたい本がまだまだあるのですが、、、どこまで読めるかなぁ〜!


 

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