こんばんは!
 
 
突然ですがわたしは家事が嫌いです。笑
基本めんどくさがりで「うわ、これヤバッ」と思うまで家事を先送りにするタイプです。
 
 
夫も同じタイプで、家事についてこれまで何度喧嘩したかわかりません。
(お互いさまのくせにね。。)
 
 
共働きなのでわたしと夫は同じぐらいの家事負担ですが、わたしが「家ごちゃごちゃしてるけど、いま疲れてるし相手にやってもらいたいな〜」というマインドになるときがあり、そういう時に限って(?)夫も全然やらず、謎の我慢(家がごちゃごちゃしてるのがストレスだけど自分が率先して家事をやりたくない)をしてさらにストレスを抱える、、という状況に陥り、そして喧嘩になることがしばしばありました。
 
 
ドラム式洗濯機、食洗機などの便利家電の導入によって喧嘩はだ〜〜いぶ減りましたが(家事負担の多さで悩んでいて便利家電を導入していない方は是非導入することをおすすめします!ほんとに喧嘩減った!!笑)、それでも家事の悩みがゼロになったわけではありません。
 
 
もうすぐ新しいいのちがやってくるということもあり、また余裕がなくなって夫婦喧嘩が増えるのでは・・!?と危惧しています。
 
 
そんな不安を抱えていたところに目に飛び込んだのは、かわいらしい装丁の山崎ナオコーラさんの新刊エッセイでした。
 
 


山崎ナオコーラ『むしろ、考える家事』(KADOKAWA)

 

 

ライフスタイル誌「レタスクラブ」の連載が書籍になったものです。

 

 

「仕事だったら、三分やるだけでも違う地平に行ける。勉強や趣味だったら、十五分やるだけでも別の世界にワープできる。私が家事で心をゼロにして過ごしている三分、夫は仕事でミスをして「次からは、こうしよう」と成長したり、仕事相手の誰かと人間関係を築いたり、人間としてプラスになることをして過ごしているに違いない。

悔しい。」

(10頁 きっかけ)

 

 

本書冒頭からこのような言葉が出てきて、これがまさにわたしが家事に悶々とする理由だぁ!!と強く胸に刺さりました。

めんどくさい、が基本なんですけど、家事してる間にアレコレできたかもしれないのに、、という悔しさもありますよねぇ。。

 

 

著者の山崎さんはフリーの作家として働いているため、外で書店員として働く夫よりもどうしても家事負担が多くなってしまうことに悩み、上記のような「悔しさ」を抱えていたそうです。

 

 

わたしと同じようにたくさんの便利家電に頼ってはいるものの、子どももいるし、どうしても家事時間をゼロにすることはできない、という結論に至った山崎さんは「家事=成長できないネガティブな時間」と捉えることがそもそもおかしいのではないか?と思い、「家事をポジティブな時間に変えてやろう」と「家事革命」を起こすことを決めます。

 

 

本書は山崎さんの「家事革命」に試行錯誤する日々が綴られた実験的なエッセイなのです。

 

 

山崎さんは「家事革命」をするにあたり、以下のようなことを意識しながら言葉を紡いでいます。

 

 

・効率は意識するけれど、時短にこだわりすぎない

(皿洗い中の水の流れる様子を眺めて楽しむ、など)

・家事の時間を想像力を鍛える・アイデア出しの時間にする

(冷蔵庫にあるものからレシピを生み出す)

・家事のモヤモヤの原因を突き詰める

(家事をしてくれない夫が悪いのではなく、長時間労働を強いる社会に問題があるのでは?)

・家事の価値を見出す

(適度な家事が癒し・心の支えになる、大変さと楽しさが共存する)

・家事によって身についた知識を面白がる

(子どもの読み聞かせ絵本から恐竜の知識が身につく)

・仕事>家事と考えない

(多様性の時代、報酬のあるなしで仕事の良さは判断できない)

・没頭できない時間を楽しむ、開き直る

(子どもから目を離せない時期のかけがえなさを堪能する)

・家事で「人間らしさ」を味わう

(ごちゃごちゃした部屋、家庭料理の適当さ、家事の合間の思いつきなど)

 

 

エッセイを読みながら「家事めんどくさい嫌い〜!!」と頑なだった心がゆるゆるとほどけていくような感覚があり、「たしかに大変だけどやってしまえば達成感があるし良いアイデアを思いついたりすることもあるから、良いこともあるよなぁ」という気分にどんどんなっていきました。笑

 

 

とくにハッとさせられたのは「報酬のあるなしで仕事の良さは判断できない」時代なのだ、という箇所です。

 

 

オタクが趣味で作った渾身のコンテンツ(報酬なし)とPR案件のコンテンツがあるとしたら、きっと前者のコンテンツのほうが面白いですもんね?

 

 

多様な生き方ができるようになった時代において

収入がない行為はすべて自分の成長と結びつかないのか?社会の役に立たないのか?



そんなことはないですよね。

そのうちのひとつに家事が入ることを山崎さんは書いていて、目からウロコの衝撃を受けました。

 

 

わたしがコツコツ続けているこのブログだって無報酬ですが(Ameba Pickで月に数百円ほど報酬をいただけることもありますが・・)、ブログを書くことで自分の成長を実感していますし、これからも報酬があろうがなかろうがずっと続けていきたいと思っています。



家事もブログと同じように「自分が成長できるライフワーク」ととらえてやっていけばいいのか、とすごく前向きな気分になることができました。

 

 

これから新たないのちがやってきて、自分に余裕がなくなってきたときに思い出したい一冊でした。

 


本書には装丁のイラストが随所に挟み込まれていて、ゆるく楽しく読み進めることができました〜^ ^

家事嫌いな方におすすめしたい一冊です!


 

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