こんにちは〜
気がつけば3月!
妊娠生活も折り返しを過ぎ、産休のスケジュールなどを確認したりあれやこれやで(ごまかしすぎ笑)更新がご無沙汰になりました。
 
 
関東圏は緊急事態が続きそうですが、昨年のような雰囲気ではないのでちょっとホッとしています・・。
産まれるころには落ち着いているといいなぁ。
 
 
ここ最近は自分のなかで『マネジメント』ブームがまだまだ続いていて、今回もマネジメントに関わるような一冊を手に取りました。
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リチャード・シェリダン『Joy,Inc. 役職も部署もない全員主役のマネジメント』(翔泳社)
 
 
夫がKindle Paperwhiteを買ったのでKindle版で読みました!(夫のだけど笑)
 
わたしは基本「紙で読む」派なんですが(電子書籍だとどうしても目がすべっちゃって・・)
Kindleだと部屋が暗くても読めたり髪を乾かしながら読めたり(どんな場面?)するのでこれはこれで便利だなぁ〜!と今更ながら実感しています。
 
 
本書はソフトウェア開発の会社メンロー・イノベーションズの創業者・CEOである著者が、自社を「喜びあふれる会社」にするために行ってきたことがまとめられた一冊です。
 
 
「喜びあふれる会社」という言葉はなかなか聞き慣れないものですよね。


著者の会社では「会社で働くすべての人が仕事に喜びを感じられる」ことを企業理念とし、実際に「喜びあふれる」文化をつくることに成功しているのです。
 
 
本書では著者がどのようにして「Joy,Inc.」を作るに至ったのかと、メンロー・イノベーションズ社で導入されている「喜びあふれる」仕組みについて細かく書かれています。
 
 
著者が「Joy,Inc.」を作ろうとしたきっかけはシンプル。
仕事に疲れ果てていたからです。笑
 
 
著者はエンジニアとして順調なキャリアを築いていましたが、かなりハードな働き方をしていました。
 
 
目の前の仕事に忙殺されすぎて、正直もう逃げ出したい。
最初は純粋なテクノロジーへの興味からこの業界に入ったのに、今の自分はなんのために仕事をしているんだろう・・?
 
 
そんな思いが次第にどんどん募るようになり、著者は本気で「仕事とチームのよりよいあり方」について考えるようになります。
 
 
そこから数々の試行錯誤を経てメンロー・イノベーションズ社が設立されるのですが、この会社の雰囲気はまさに著者の求めている「喜び」に満ち満ちています。
メンローの特徴を簡単にまとめるとこんな感じです。
 
 
・作業は基本的にペアで行う(ふたりで一台のPCを使う)
・全ペア(全社員)のタスクと進行状況が見える化されている(本書では「計画おりがみ」と言われている)
・計画、タスク、優先順位、進行状況のすべてに「曖昧さ」がない仕組みができている
・「すばやくたくさん間違える」をモットーに頻繁にテストとフィードバックを行う
・顧客にも途中経過や成果を頻繁にみてもらい、レビューしてもらう
・上下関係がほぼない(リーダーはいる)
・誰もが気軽に意見を言える場がある
・残業ゼロ(就業時間内にタスクが終わるようにきっちりスケジューリングされているから)
・“喜び”につながりそうなアイデアはとにかくなんでもやってみる(会社に子どもを連れてきたりとか!)
 
 
なかなか驚きな仕組みが導入されています。
わたしが特に驚いたのは「ペア作業」と「計画おりがみ」でした。
 
 
ペア作業はとても奥が深く、ひとりでやるとどうしても集中力が続かなくて生産性が落ちてしまうのを防いだり、会話のなかから思わぬアイデアが出てきたり、ケアレスミスを防いだり、といったメリットが非常に多いのだそうです(その代わり、絶えず頭を働かせることになるのでめちゃくちゃ疲れますが、終業後の満足度は非常に高いのだそうです)。
 
 
また、ペア作業を基本にすることで「知識の塔」の除去にも役立ちます。
「知識の塔」とは、専門的な知識や技術、経験によって「その人にしかできない仕事」がある状態のこと。
 
 
「知識の塔」はクオリティの高い仕事をするのですが、その人がいなくなったら困る・・!という会社としても本人としてもとてもリスキーな状況になってしまいます(本人は仕事が認められて嬉しいかもしれませんが、新たなチャレンジができなくなってしまいます)。


メンローは「知識の塔」を除去し、シンプルで明確なシステムによって生産性の高いチームを作ることに成功したのです。
 
 
そして「計画おりがみ」という仕組みで全ペアのタスクを完全に見える化することで、社員全員にプロジェクトの優先順位と問題を共有することができ、まとまった動きをすることができます。
 
 
「計画おりがみ」はめちゃくちゃアナログな手法なのですが、タスクにかかる時間を紙の大きさで表したり、プロジェクトの進行状況を色付きシールで表したりすることで一目で状況がわかるように工夫がなされています。


アナログだからこそわかりやすいこともあるのだと納得させられました。
 
 
いざ自分の会社で取り入れてみよう!と思っても難しいものもありますが、自分の会社が「Joy,Inc.」になるためにはビジョンやタスクが明確であること・曖昧さをなくすことが何より大事だと感じました。
 
 
会社のビジョンが理解できずに自分がどんな風に仕事をしたらいいかわからなかったり、「とりあえず」で押しつけられる仕事に追われていたり。


自分の仕事を振り返っても「曖昧さ」のせいでモヤモヤしたことが何度もあったからです。
 
 
もちろん将来のことをハッキリ見通すことはできませんが、それでもビジョンを明確にすること・チームで共有することでエネルギーの分散が避けられますし、「わたしはこの目標に向かって頑張っているんだ!」と思えてモチベーションの維持にもつながり、生き生きと働くことができるんだろうなと容易に想像することができました。


そして日々の仕事が明確だからこそ、新たなアイデアが生まれやすいのかもしれないとも思いました。
 
 
「明確であること」はマネジメントの鉄則だということを強く感じた一冊でした。


わたし自身会社勤めはいったん離脱しますが・・「Joy,Inc.」の仕組みや文化を家庭にとりいれたり笑(すばやくたくさん間違えるとか!)、「将来の自分」のビジョンを明確にしてセルフマネジメントしていきたいなと思いました。


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