こんにちは!
連日の報道に疲れ気味で、今日はデジタルデトックスしようかな…と思いながら
Twitterを開いてしまったささかわです。笑
 
 
SNSを見るのがついクセになってしまっています。。
これを機会にデジタルデトックスの習慣をうまく身につけられるように試行錯誤してみます!
 
 

 

さて、今日読んだ一冊は
以前ブログの読者さんからおすすめいただいた一冊です!
 
 
ポール・オースター『ムーン・パレス』
NYが物語の舞台になっているアメリカ文学です。

 

 
 
3人の男性の半生と「思わぬ縁」が描かれる物語なのですが、この物語を読み通すにはなかなかの根気がいります。


なぜなら、3人の男性の半生がそれぞれこと細かに描かれ、それぞれの物語にいったん没入しなければならないからです。
 
 
しかも、それなりの伏線が張られているわけではないので、この物語はどう展開してくのだろう…と思いながら、結構な文章量を読まなければなりません。


粘り強く読み進めていったところでようやく明らかにされるのですが、、まずは簡単なあらすじを書きます。
 
 
一人目はコロンビア大学の学生であり、物語の主人公・マーコ・フォッグ(M・S フォッグ)。


彼は両親を早くに亡くし、伯父のビクターが親代りのような存在でしたが、ビクターの死後、身寄りがなくなったことに絶望し、生きる気力をなくしてしまいます。


伯父から譲り受けた本を売ってなんとか生活をやりくりし、大学を卒業したものの、働く気になれず、そのまま困窮してしまいます。


やがて家賃も払えなくなり、家を追い出され、路上生活になり、精神的に限界まで追い詰められます。
餓死寸前まで行きかけたところで、マーコは友人に助けられるのですが、そこから〈第二章〉とも言うべき別の物語が始まるのです。
 
 
二人目は目と足が不自由な資産家の老人・トマス・エフィング。


エフィングの元で住み込みで働くことになったマーコは、エフィングの「目」と「足」の代わりになります。


エフィングが指示する本を朗読し、散歩をしながらまわりにあるものを事細かく描写し、エフィングが満足するまで話をひたすら聞き…という暮らしを延々とします。


マーコはエフィングの態度に面食らいましたが、慣れてきたころにマーコはとある「作業」を指示されます。


それはエフィングが生涯誰にも明かしてこなかったとある「秘密」を書き出す作業だったのです…。
 
 
そして三人目はエフィングの息子、ソロモン・バーバー。


エフィングが明かした「秘密」から、エフィングには息子がいたことが分かり、マーコはエフィングの「秘密」を書き溜めた自伝をソロモンに送ります。


しばらくしてソロモンからマーコに返信があり、マーコはエフィングの助手としてソロモンと面会を果たします。


その後、ソロモンとマーコの親交が深まってゆくのですが、最後の最後にソロモンとマーコの「思わぬ縁」が明らかになるのです…。
 
 
はじめはマーコの成り行きまかせの物語が延々と語られるため、物語展開の予想がまったくつかないのですが、粘り強く読み進めた先にそんな「思わぬ縁」があるのか…!とひとり痺れました。


そして、この物語ほどの「縁」はないにしても、「思わぬ縁」はけっこう身近にあるものだよなぁ、と唸りながら読み終えました。
 
 
自分に当てはめてみると、
セミナーで偶然知り合った人に、共通の友人がいるとか。
行きつけの居酒屋の大将が、同じ高校の大先輩だったとか。
推しているアイドルのカメラマンが大学の同級生だったとか(?)。
 
 
スピリチュアルなことはよく分からないのですが、
「縁」の不思議さには度々驚かされることがあり、繋がるべくして繋がったのか…?と思えてくるときもあります。


そして、「その瞬間、その状況」でなきゃいけなかったのだ、ということも深く考えさせられます。
『ムーン・パレス』においても、マーコが困窮しなければ「思わぬ縁」は繋がらなかったわけで。
 
 
そういう不思議さも含めて「縁」を大事にしたい、と改めて感じた一冊でした。


物語自体はなかなか切ないラストを迎えているのも、「縁」の尊さを際立たせているように感じました。


「縁」は「永遠」じゃないんですよね。
とても深い一冊だと感じました。
 
 
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