| 女の子が自力で生きていくために必要なこと [ ジョン・キム ] 1,512円 楽天 |
自意識アレルギー対策のために読んだ一冊。
(読み返すと暗くて笑える。笑)
いまはだいぶポジティブになってきたけれど、まだまだ人生迷走中。
わたしはどんな風に生きていけばいいんだ!どんな風に働いていけばいいんだ!どうすればより幸せになれるのか!をひたすら考えているが、本書はわたしを見つめるための参考書になった。
実はつい最近まで自己啓発本を買うことにためらいがあった。
一応文学部出身のわたしは、昭和初期の近現代文学を学びながら「この物語はどういう解釈ができるのか」についてあーでもないこーでもないと言ってきたので(雑)、「この本はこういうことが書いてあります」という目的が明確な本や、比喩表現の乏しい「わかりやすい文章」に興味を持てなかったのだ。
と言うと聞こえはいいが、正直なところ自己啓発本を軽んじた目で見ていた。示唆に乏しくて、太文字だったり改行が多かったりしてページ数を稼いでいる「情報量の浅い本」くらいに感じていた。
いやほんとお前何様だよって感じだ。こういう生意気さと頑固さがなければもっと自分は世渡り上手だったはずだと思う。
ジョン・キム『女の子が自力で生きていくために必要なこと』は「誰かのためにはがんばれても、「自分のためにがんばる」ことは得意じゃない」女性に向けて、人生を自由に美しく生きるためコツが書かれている。
人生なかなかうまくいかない、幸せってなんだっけ?感情で自滅したときの対処法、お金の話、好きを仕事に、習慣、人間関係、恋愛、結婚、旅などのテーマに分けて細かく人生のコツが書かれていて、わたしは小見出しのタイトルが刺さりっぱなしで頁ごとにふせんを貼っているのでは、という勢いでふせんを貼りまくってしまった。
「愚痴や言い訳ばかりを言っている人は、原因を見ようとしない。結果だけを見て判断するから、暴走してしまう。自分の感情に関心がないから、その感情が生まれた原因・理由を知ろうとしない。」(57頁 感情が大暴走したら?)
「仕事に忙殺されている人は、仕事の量ではなく、「こなし方」が間違っているということ。」(91頁 忙殺されて、好きなことができない!)
「人は、強い自己を確立していれば、自分の立場や利害だけでなく、相手の立場や利害を考える余裕ができる。自分のことだけで精一杯にならずに、人のことも考えられるようになる。」(156頁 「弱くていい人」はザンネンな人)
引用の箇所以外にもたくさん刺さったところがあるのだが、著書のジョン・キムさんは女性がどれほど自分に自信がないのかを熟知していて「あの人の幸せがうらやましい」「感情が大暴走したら?」「人の言葉に一喜一憂してしまいます」などかなり細かくシーンを分けて、教え諭してくれる。
時には厳しいことも言うけれど、現実をはっきり言ってくれる“優しい兄ちゃん”的な著者の言葉に、耳痛く感じながら深くうなずいてしまうのだった。
人生に行きづまりを感じたら、刺さる言葉を言ってくれる人の話を素直に聞く。これに尽きるんじゃないかと最近思う。
素直に人の話を聞く、ってなかなか難しいけれど、わたしのためを思って言ってくれていることに蓋をしてしまったら、自意識が良くない方向に大暴走してしまいかねない。
それを最近わかってきたので、言われて響いたことはさっそく実践しようと思った。
隙間時間についやってしまう「SNSのダラダラ見」、これからは封印するぞ!
28歳、「女の子」はとうに過ぎたがとても参考になった。
