鳴海周平の 「こころとからだの健幸タイム」 -478ページ目

食養生とは自然に還ること



新刊『あなたに贈る食の玉手箱』(ワニ・プラス刊)より
対談コーナーの一部を、数回に分けて紹介します。

今回紹介するテーマは「食養生とは自然に還ること」です。


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星澤 現在、F1種という1代限りの野菜が流通していますが、
自然の摂理からするとあまり望ましいことではありません。
種をつなぐことができない、というのはどう考えても不自然ですものね。

鳴海 自然の摂理に反していることは、さまざまな形で還ってきます。
特に「食」は、いのちと直接つながっていますから、細心の注意を払う必要があるでしょう。
加工食品の割合が50%を超えると、免疫系が何らかの反応(アレルギーなど)
を示すことからも、自然と離れることが、
心身にとっていかに大きなストレスになるのかがわかります。
養老孟司さんが「いじめらた人の日記には、花鳥風月がひとつも出てこない」
というようなことをおっしゃっていました。
花鳥風月、つまり自然と共にある生活が、こころとからだを癒し、
生きる活力を与えてくれるのだと思います。

星澤 自然の分身と書いて「自分」ですものね。
私も「仕事と家庭を両立しなければ!」と力んでいた頃は、
かなりのストレスを溜め込んでいました。
そんな時、山の中へ車でひとっ走りして、窓を全開にし、深呼吸をするんです。
そのまましばらくたたずんでいると、氣持ちがスーッと楽になっていくんですね。
そのたびに「自然って本当に素晴らしいな」と感じたものです。
自然界では、陰と陽が出会うと渦(エネルギー)が生まれるそうです。
私たちのからだにある頭頂のつむじや指先の指紋が渦状なのも、
自然の一部である現れなのかもしれませんね。

鳴海 そう考えると、常に自然の中で暮らしている野生動物は健康生活のお手本ですね。
太陽や月のリズムに合わせて生活し、お腹が空いたら食べる、
眠い時に寝る。あぁ、いいですね(笑)。

星澤 体調がすぐれない時は、野生動物のように
「食べない、動かない、じっと寝ている」といいのでしょう。
あたふたして、薬を飲んだり、病院に行ったりしない(笑)。

鳴海 自然のリズムを感じながら生活をするために、
日常的に「農」に関わってみることもいいでしょうね。
前出の若杉友子さんと同じ京都府綾部市にお住まいの塩見直紀さんは
「半農半X」というライフスタイルを提唱しています。
持続可能な「小さな農」をしながら、
その人に授かった「天与の才(X)」を活かす、という生き方です。
「農」に関わることで「食」のたいせつさ、命の尊さを実感しながら、
自分の才能が活かせる道を歩む。
それは、社会的な問題解決にもつながる新しい文化の創造ではないでしょうか。

星澤 本当に素晴らしい考え方ですね。
一人ひとりが何らかの形で「農=食」に関わり、
土と触れ合うことで自然の一部であることを実感する。
これからの時代に主流となるライフスタイルかもしれません。
「美味しい」という漢字を分解すると、「口から美しい未来がある」と読めます。
人に良いと書く「食」が、口から生まれる未来を美しいものにしていくんですね。


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参考文献『あなたに贈る食の玉手箱』(ワニ・プラス) 星澤幸子・鳴海周平 著




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