先日、教室の子どもと

話していたときのことです

 

おばあちゃんは、

めっちゃたまに来るんですよ

 

思わず笑ってしまいました

 

めっちゃ来るのか?
たまに来るのか?


どっちなんだろう(笑)

 

「めっちゃたまに」を
「本当にたまに」「ごくたまに」

という意味で使っているということか?

 

ジェネレーションギャップとはこのこと

私の頭も若くなるはずです

 


語彙力は~・・・どこ行った?

 

 

「いつも」って言ったけれど

聞いてみたら週に一度だったり

 

「全然やってない」と言ったのに

実は少しはやっていたり

 

「すごく大きい」「めっちゃ長い」と言うけれど

どのくらいなのかは

本人もよく分かっていなかったり

 

言葉は知っている
意味も、なんとなく分かっている

 

 

でも、その言葉が表している
「程度」や「頻度」まで

分かって使っているか

というと、また別なんですよね

 

 

言葉は、知っているだけではなく
その場に合わせて

意味を思い浮かべながら使うもの

 

この「言葉から中身を想像する力」については

以前こちらにも書きました

 

 

 

たまにって、どのくらい?

月に何回来るの?

じゃあ「よく来る」とは違う?

 

 

こんなふうに聞いてみることで

子どもは初めて

自分が何気なく使った言葉を考え始めます

 

 

これは

難しい言葉を覚えることとは少し違いますね

 

「いつも・よく・ときどき・たまに」

「少し・まあまあ・かなり・ものすごく」

 

大人は感覚で使い分けていますが

子どもにとっては

その境目は案外あいまいです

 

そして私は

こういう小さな言葉のズレが

とても面白いし、良い教材だと思っています

 

すぐに

「その言い方、おかしいよ」

と直してしまったら、それで終わり

 

でも

めっちゃたまにって、どのくらい?

と聞いたら

そこから会話が始まります

そこから子どもの頭が動き出します

 

 

子どもが何を言いたかったのか
どの言葉なら、いちばん近いのか

 

一緒に考えることができます

 

 

語彙力というと

難しい言葉をたくさん知っていることに

目が向きがちです

 

 

でも、日常で使う言葉を

自分の感覚ときちんと

結びつけて使えることも大切な語彙力です

 

 

子どものちょっと

不思議な言い方を見つけたら

訂正する前に、ひとつ聞いてみてください

 

 

 

「それって、どのくらい?」

 

 

案外そこに

言葉を育てるいい時間が隠れています

 

 

 

 

 

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