食事介助中に思ったこと | 農家の嫁の実情

農家の嫁の実情

農家の嫁。8歳児(俊)と7歳児(仁)の母。義両親、子どもたちと暮らしています。半年間家出していた夫が帰ってきて、農業をやめてサラリーマンになりたいと。 就活が実り現在夫は単身赴任中。わたしも介護施設に就職し、大変だけどささやかな暮らしを楽しんでいます。

 

 

 

 

先日、利用者さんの

食事介助中

ふと思うことがありました

 

 

 

その方は食事から排泄まで

全介助を要します

 

 

 

咀嚼が難しいので

粥ではなく

ミキサー食を摂取しています

 

 

 

甘いものが大好きで

食後のデザートに提供された

りんごのミキサーを

口に運んだ時

笑顔が見れました

 

 

 

噛めなくても

しっかり飲み込むことができます

 

 

 

箸やスプーンが使えなくても

1日3食食べてくれます

 

 

 

美味しいものや好物は

明らかに嬉しそうな反応を返してくれます

 

 

 

わたしはこの方への

食事介助が大好きです

 

 

 

配膳したら

メニューをお伝えします

 

 

 

肉より魚がお好きなようで

主菜が好みでないときは

少し嫌そうな顔をされます

 

 

 

接する機会が増えるほど

小さな表情の変化に

気づくことができるようになりました

 

 

 

動けなくても

話せなくても

ひとりで食べられなくても

ごはんを食べて排泄をして

わたしたちに笑顔をくれて

家族の面会を待っています

 

 

 

我が家の子どもたち

あっという間に大きくなりましたが

ほんの数年前は

赤ちゃんでした

 

 

 

離乳食を食べながら

卒乳を目指しました

 

 

 

人生って、いつ何時も

誰かの助けや援助を

必要とするのかもしれません

 

 

 

生まれてきて

何もできない赤ちゃんに

母乳を与え、オムツを替え、お風呂にいれて

寝かしつける

 

 

 

歳を重ねて

歯が抜けて

自分で食べることができなくなったら

また、誰かの力を借りて生きていく

 

 

 

人間は、生まれたときも

最期まで歩む工程も

誰かに助けられるのを前提に

生まれてくるのかもしれないなと思いました

 

 

 

わたしもいつか

そんな日がくる

 

 

 

わたしは記憶にないけれど

きっと、わたしの母が

ごはんを食べさせてくれたんだと思います

 

 

 

自分が赤ちゃんのときに

してもらったことを忘れずに

歳を重ねた方に

手を差し伸べられるように

人生は最初も終わり近くも

助け合うんだなと感じました

 

 

 

介護の仕事をさせてもらって

気づくことがたくさんあります

 

 

 

視点が違えば

見える世界がぐるっと変わる

そのことに気づかせてもらえて

良かった

 

 

 

お年寄りと関わると

心が穏やかになります

 

 

 

赤ちゃんが幸せホルモンを

出しているように

お年寄りも安らぎホルモンを

出しているのかもしれません

 

 

 

 

星

 

 

 

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