
職場である施設内で
かなり高齢になる女性と
話をしていたときのこと
詳細は書けんのやけど
ほんまに穏やかで
優しい方なのに
『嫁』に関しては
とても厳しい物言いをするところが
気になっていました
というか
施設勤務をしていると
『嫁』を下にみているような発言を
耳にすることが
一般社会より多いかなと感じます
普段は穏やかで
お風呂の介助をすれば
「ありがとう」
とか
「いつも悪いね」
と言ってくださるのに
だからこそ余計に
『嫁』=お手伝いさん
みたいな物言いが
ひっかかります
いかんせん
わたしも嫁の立場
お嫁さんが嫌いなのか
過去に何かあったのかもしれん
いろいろと問うことは
しませんでしたが
女性が話してくれる範囲で
ぽつりぽつりと
いままでの人生を
うかがうことができました
結局
嫁を下にみたり
お手伝いさんのように感じたり
実際にそういう類の
発言がある場合は
自分もそうされてきた
という方が大半です
自分が嫁いできて
そういう扱いを受けた
受け続けた
それによって
『嫁はこういう扱いなんやな』
と思い込んでしまった
だから
自分が姑の立場になったとき
自分がされたことを
してしまう
それは一瞬のことではなく
長い時間
培われてきたもので
染み込んでしまって
とれなくなってしまったんやと思う
自分が嫁いでいったとき
貧しくて
食べることもできない日があった
そういうときでも
義母は
隠れて何かをたべていた
「嫁のくせに」
「嫁なんやから」
と言われた
嫁はそういう風に扱っても
よい存在だということを
義母に教わった
だから自分もそうしてきた
悲しい負のスパイラル
でも、施設のなかで
生活の手助けを
させてもらうわたしたちのような職員には
そんな態度をとりません
理由は
“嫁ではないから”
自分がされてきたから
次の世代に
同じバトンを渡してしまう
どこかで止めないと
どちらも不幸
利用者さんが嫁の立場だったころ
日本はとても
貧しい時代があった
食べるのにも一苦労で
本当に大変な時代だった
だから、少ない食べ物を
家族でわけるうえで
嫁の優先順位が低くて
結果
蔑ろになったんだとしたら
あの頃より
食べるものが溢れている現代で
そのサイクルを止められるかもしれん、
と思ったり
そんな簡単な問題では
ないんやろなと我に返ったり
いろいろ考えてしまう![]()
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