NHKニュースウオッチ9で南相馬市の桜井市長が出ていました。国も東電も福島を切り捨てて勝手に収束に向かっていると嘆いていました。被災した住民としても全く同じ心境です。仮設住宅に閉じ込められたり、知らない土地へ避難して、そこで今後の人生や次の世代のことを考えている人達がいることを政府は1年以上たってもまだ気づかないのです。
除染計画だの復興計画だの絵に描いた餅に群がって消費税を増税した分食いつぶそうとしているのです。この国はまさしくシロアリの天下です。
今困っている被災者に直接問いかけることもせず、意見を聞こうともしない。原発再稼働などはもっての他の話です。すべての賠償と心身ともに避難生活から解放されるための手立てを完了して後、初めて原発事故の収束宣言を検討し始めるのが筋でしょう。
原発自体もまだ無惨な姿をさらして関東一円にまでその脅威を曝し続けているのです。この情況によくも目を背け続けられると感心してしまいます。
民主党が割れるなど些末な話です。それこそ地方と中央の間で内戦が勃発しても然るべき情況であることを知るべきです。全財産を奪われ、過酷な避難生活を強いられ、目の前で公共事業がのうのうと繰り広げられて、血税がばらまかれ、欲しければ被曝しろと言われたら決起するのではないかと想像できないのでしょうか。
避難をやめて、諦めて、村へ帰ろうという人も出てくるでしょう。健康に被害が出て、農産物が売れずに困窮して、棄てられたことに気づくまで無かったことにしようと思う人は多いかも知れません。でも、それを許し、それに国や東電が甘えることは許されないことだと思います。たとえ本人の意志であっても国と東電にはあらゆる賠償と健康被害に対する補償を追求することが、国民全員の義務だと思います。