それは突然の出来事だった。
4月の始めに
あちこち
飛び跳ねるように
移動するわんこの足を気遣い
勝手に通らなくするために
2階に通じる階段に
柵を置いた。
その夜その事を
すっかり忘れて
めんどくさいので
電気をつけずに
いつものように
下まで降りたら
そのペットフェンスに
ぶつかって
盛大にそのまま
廊下にダイブ!
夜中に階下で
大きな音が出たので
夫が電気をつけて
何が起きたか分からず
パジャマを裏返しに着た
大の字伏せでピクリとも
動かない私を見つけ
それはもう大騒ぎ
パパが勝手に騒いでるだけで
暫くしてむっくり起き上がり
へーきへーきと言いながら
朝まで何事もなく寝ていたらしいがそこら辺の記憶は定かではない。
翌日大して痛みもないし
ただの打ち身だからと
頑なに病院に行こうとしない
私をパパが無理やり車に乗せ
近くの整形外科へ
レントゲン撮ると
先生が厳かに告げる

複雑骨折全治3ヶ月以上の大怪我です。
...
山のように痛み止め出されたけど
動かさなければ
痛くないのでほとんど使わなかった。
だがしかし
それからが怒涛の日々の始まり
肝心の右手負傷なので
掃除
洗濯
ゴミ出し
食事の支度
日々の買い物
犬の散歩が
結婚してどれも
うん10年ほぼ
やった事が無かったのに
突然夫の担当になった。
何回言っても
ゴミの収集日を
覚えないので
手帳に細かく家事の仕方の
ハウツーを
書いて覚えていたようだ。
私は腕が治らなかったら
どうしようかと
正々堂々とクヨクヨし
焦っていた。
自覚は無いけど
手伝ってもらってるのに
何故か沸々と怒りが込み上げ
何故か多様性を持ち出し
こんなの昔から女の人は
みんな毎日こなして
子育てもしてるんだよっ!
口調がトゲトゲしていたらしい
夫も言葉では言いようのない
謎のストレスが爆発して
小競り合いが勃発
お互い事態が悪化しないように
平和維持と紛争の
拡大防止につとめ今に至る
そして4ヶ月が過ぎ
私めでたく全快
着替えるのも
腕が万歳できないので
手伝ってもらい
髪も乾かしてもらい
最初の2ヶ月は
ほぼ介護状態だったと
夫は疲れ切っていたが
その日々も7月末で無事終了!
2ヶ月目にシャワーではなく
お風呂に入れた時は
どの温泉に入った時より
心から心地よいと
沁みじみ有り難かった。
有り難いって
難が入って
初めて
有り難いんだね。
お陰様も
陰で守って
支えてもらってるから
お陰様

お陰様で
腕もぶんぶん振り回し
私絶好調
なぜか夫はテーブルを挟んだ
対角線上に位置する端っこに座り
微妙に距離を保っている。
せっかくなので
私が骨折したから
格段と家事の腕を上げた
パパの料理を載せて
私の報告を終わります。

ふぅーまじ
最初の2ヶ月は
ほぼ引きこもり
半月前から
外に出始めたよーー
長かった、。