父の声 | 魔女になる夢

魔女になる夢

ちいさい頃の夢は「魔女になる」だった、

1970年代最後の夏に生まれた女の日記。





父さんから電話。


久しぶりに声を聞いたな。


ただそれだけで感傷的になんかならない。


コロナに気をつけてね、なんて言ったりもしない。


そんなこと要らない家族だと、私は思ってるんだけどな。


だよね、父さん。


父はいつも通りに要件だけ。


私もいつも通りの声色でわがまま言い放題。


雑な会話でしっかり気持ちは伝わる親子だと思ってる。