映画「アルゼンチンババア」 | 魔女になる夢

魔女になる夢

ちいさい頃の夢は「魔女になる」だった、

1970年代最後の夏に生まれた女の日記。


予想していたより、ずっと、明るい映画だった。
アルゼンチンババアは、生きる喜びを、
言葉で行動で、身体いっぱいで表していたと思う。

彼女の行動は、一見、とても奇妙で不可解。

だけど、その想いを、心の中を知れば、

主人公のお父さんのように、虜になるんだろう。

お父さんの、亡き妻への想いも、

同時に成立しているところがすごい。

主人公の想いの変化が、見ている私たちと重なる。
2007.4.8

 

【補記】

この映画の原作は、吉本ばなな、

が、よしもとばなな、になった頃の作品。

改名のきっかけは、妊娠だとか。

そういうばななさんの環境の変化が、

作品にも色濃く表れていると思う。

なんていうか、雨上がりの曇り空が晴れて、

青空が広がるようなお話。

また原作も読み返したくなった。