インタビューライティング 担当しています
今月のインクルーシブインタビュー![]()
ゲストは 「障害者のリアルに迫る」東大ゼミ
顧問 野澤和弘さんです。
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【東大生を変えた出会い
~正解のない時代に必要な教育とは~】
植草学園大学副学長・教授/東京大学「障害者のリアルに迫る」自主ゼミ顧問、野澤和弘さんにお話を伺いました。
雨野:植草学園大学では特別支援教育に携わる教師・保育士などを目指される方も多いとのことですが、野澤さんが現在の仕事につくきっかけは何だったのですか。
野澤:私も重知的障害のある子どもがいるのですが、本当に心配なのは自分がいなくなった後に子どもが生きていく未来ですよね。そのために自分が唯一できることは、未来を生きていく若い人たちにいろんなもの授けていくぐらいしかできないなと思ったんです。
新聞記者を定年退職したタイミングで、それまで客員教授をしていたこともあり、お声がけをいただきました。
雨野:授業ではどんなことを大切にしていますか。
野澤:これからはAIにできないことをやるしかないですから、自分の頭で考え抜く、本当の探究心だとか思考力みたいなものをつけてほしいと思っています。
学生たちに「どう生きるのか」みたいな答えのない問いを投げかけては、深く考えていくような授業が多いです。深い探究心を持ちながら、自分自身を肯定できる、生きる術を身につけていって欲しいんです。
雨野:特別支援教育の教育者という観点ではどんなことが大事になってきますか。
野澤:特別支援教育って、分離教育がダメだ、みたいに言われていますが、私は子どもたちが感性の豊かな時期に、大事にされながら自己肯定感を育んでいく期間はとても大切だと思っているんです。
今の通常学級ではなかなかそれが難しい。子どもたちが避難する場として、特別支援学校、特別支援学級というのはありだなとは思います。
そこで子どもたちと接する先生になる若者は、とても大事な存在。
何か上から押し付けたり、型にはめようとしたり、社会に出てから役に立つことを教えようとしがちなんですが、そうじゃなくて、もっと人間として深いところからの理解と、自己肯定感を育むような接し方をしてほしいなと思う。
それは自分を映す鏡みたいなものなんです。
雨野:日本人は自己肯定感が低い人が多いという話もよく耳にします。
野澤:日本の社会の特性かもしれません。子どもの頃からできないところを着目されて、できるように指導を受ける。
どうしてもできないところに目が行きがちだけど、良い面、できることなんていっぱいあるわけです。むしろそういうところを伸ばしていってほしい。
自分を大事にできない人が、人に優しくなんかなれないじゃないですか。だから先生になる子たちには、どんな惨めな自分でも、失敗した自分でも慈しんでいとおしいと思えるような、そういう自分であってほしいと思います。
■ 東大生が抱えるコンプレックス
雨野:東大のゼミはどのようにはじまったのですか。
野澤:2013年に一人の学生から「学生の自主ゼミをやるので、担当教官になってもらえませんか」と連絡がありました。
「障害者のリアルに迫る」というテーマで障害者本人や障害者問題に関わっている人を毎回ゲスト講師として招き、討論するという話で、面白そうだからと深く考えずに受けたんですよね。
基本的には学生たちが企画運営をして、私はアドバイスをしています。
雨野:どのような学生が参加しているのですか。
野澤:意外に思ったのは、東大生ってコンプレックスの塊みたいなのが多いんです。「自分は頭が悪いです」って、本気で思っているんですよ。
それまでは常にトップだったけれど、東大に来ると自分と同等かそれ以上の子がわんさかいる。アイデンティティが崩れちゃうんですよね。
勉強ができることで注目を置かれて生き延びてきたみたいな子が多いので、それがなかったら自分には何も残ってない、どうしていいかわからない、社会に出るのもちょっと怖い、というような子は多いですね。
ある子は試験勉強をしている時が一番楽だと言っていました。出された問題にただ答えていればいい。
ところが、社会に出ると誰も問題は出してくれない。自分で答えを見つけなきゃいけない。その答えが正しいかもわからない。
ゼミで障害の当事者の話を聞いてると、自分は答えることに長けているだけで生き残ってきた存在で、その寄る辺なさみたいなことがだんだんわかってくる。そこにすごく悩みに苦しんでいる子が多い気がします。
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野澤先生がゼミの中で特に印象に残っているのが
東大生とALS患者・岡部さんとの出会いだそう。
ぜひ続きは本誌でご覧ください!
Gakken発行 月刊誌 実践みんなの特別支援教育
9月号 全国書店 教育誌コーナーに
置いてあります![]()
ゼミ生たちの手記が読める!
ぶどう社 障害者のリアル×東大生のリアル
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ぜひお読みください![]()
野澤先生 お忙しい中ありがとうございました!!
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雨野千晴について
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不注意優勢型 元小学校ウツ教員
長男ハル自閉っ子は地域の支援級在籍
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