数年前、べてるまつりをテレビで見たあとに
たまたま購入した、
たんぽぽの家編集の書籍の中で
その詳細や、妄想かるたの取り組みを知った。
【妄想を肯定する】
セオリーと逆を行くことで
妄想と共存し、症状が落ち着く
そんな事例の紹介だった。
私たちはみんな、他者に
『わかってほしい』
と思っている。
そういった意味合いにおいては
それが【真実かどうか】は重要ではないのだ。
その人の中の真実として受け止めること。
病名や、病気かどうかに関わらず
誰かにありのままの自分を
『そうなんだね』と受け入れてもらった経験が
自分らしく生きて行く
はじめの一歩に繋がっていくのかもしれない。
以下、障害についても然り。
診断の有無よりも
大切なのは、その人がどう思うか、
どう感じているのかなのだ。
・・・本文抜粋・・・
名前をつけること。
医師という「専門家」に与えられた
診断名ではなく、
自分で名前をつけるということ。
それは自分が抱えている「苦労」を、
誰かではなく自分自身の手に取り戻して
引き受けるということであり、
自分を脅かす、
得体の知れない存在であった「ビョーキ」を、
かけがえのない「隣人」として
捉え直す行為だ。
ー中略ー
他人から見てえらく大変そうな症状であっても、
本人にとって問題でなければそれで良い。
逆に他人から見てちっぽけな悩みに見えても、
それが本人にとって重大事項であれば、研究し、
向き合う価値のある苦労なのだ。


