はじめての方は、「はじめに①」「はじめに②」の記事から読んでいただけるとありがたいです(^O^)/
☆☆☆
つづき。
今までの記事はこちら→
さだまさしコンサートwithかさこさん①
さだまさしコンサートwithかさこさん②
さだまさしコンサートwithかさこさん③
さだまさしコンサートwithかさこさん④
さだまさしさんのトークがすごいっていうのは、ファンの方でなくても聞き及んでる方も多いかと思います。
私もそうでした。
それでね。どうだったかというと。
もぉね!
想像以上!
想定外!!
規格外!!!(?)
さださん、高校生の頃、同級生にこう言われたそうですよ。
「お前な、どんなに熱があってもとりあえず学校まで来い。
それで、そんなにしんどかったら保健室で寝てていいから。
お前がいないと、とにかくうちのクラス、なんも起きないから、お前いてくんないと困る」
(さだのはなし ステージトーク集 より)
そりゃあ、そうも言うわ。歌手の方のトークじゃないですよ。
トークだけで人呼べるレベル。お金払って聞くレベル。WWW
すなわち、きみまろレベル。(°∀°)b
さださんのコンサートが始まったとき、例のトイレの影響かわかりませんが(笑)、遅れて入ってこられた方がいたんですね。
それ見てソッコー、さださん
「どうぞ、ようこそお越しくださいました。足元暗いので、お気をつけくださいね。」
とかなんとか、そういうようなことを面白可笑しく話し。
さらに、その方なんと、最前列の座席だったんですね。
そしたら。スイッチ入りましたね。
「あら~、しかも、最前列!!良かったわぁ~。忘れちゃったのかと思ってたのよ。」
って。
「いえね、人間、忘れるってことがありますからね。」
から始まり。
「ぼくね、ベルリンフィル、忘れちゃったことあるの!!」

画像はウィキペディアからお借りしました♪
(※ベルリンフィルって何?という方はこちら→
ウィキペディア ベルリン・フィルハーモニー)
調べてたら気になってきたんで、値段も見てみましたがね。
演目によって違うそうですが、私が見たのはE席で17000円!
S席42000円!!
そういう価格のつく、素晴らしいコンサートってことですよね。しかもドイツ。
それ、忘れるってWWW
「いやぁ、ベルリンフィルだからね。チケット、何カ月も前に取るんですよ。それでね。」
「忘れて、自分のコンサート入れちゃった!!!!!」
WWW
「歌いながら、それを思い出した時の気持ちったらね!!!
『うわ!今日ベルリンフィルだったじゃん!!!』ってね!!!!!!」

ま~、会場大爆笑。笑いの渦ですよ。
(それで、この話を大笑いして聞いていた私ですが。
後日、このさださんの話が脳内リピート100回くらいされることになった経緯は、また別記事に書きます。とほほ。)
会場で今まさに起きていることと、ご自分の中にあるエピソードを瞬時に結びつける、センス。
それを最高の形(テンポとか、間とか、表情とか…)で表出する、その表現力。
うーん。この人は、天才だ。
そう思いました。
その思いが確信へと変わったのは、「関白失脚」を聞いて。
さださんの関白失脚という歌、聞かれたことあります??
私ね、「関白宣言」は知ってたんです。
関白宣言[EPレコード7inch]/ワーナーパイオニア

¥価格不明
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☆関白宣言の歌詞はこちら
大学の先輩が学生時代に、カラオケで歌ってくれたことがあって。
それ聞いたとき、衝撃でしたね。何だこの歌!!なんかスゲーな!!って思ったのを覚えております。
この「関白宣言」という歌は、さださんにとって「ぼくの中のベストヒット」だそうです。
笑いのネタとして作られたそう。それが、出してみれば、女性蔑視だのなんだのと、たいそう叩かれたそうです。
(ちゃんと歌詞を最後まで読めば、そういう歌じゃないってわかると思うんだけど)
で、その15年後に作られたのが、「関白失脚」。

この2曲とも、今回のコンサートで聞かせていただくことができたのですが
「関白失脚」の存在を知らなかった私。
この曲目のとき、「あれ?これ即興で『関白宣言』のパロディやってるのかな?」って思ったんです。
(すみません…(^▽^;))
だってね。この曲目、コントから始まったんですよ。
キレッキレのトークの最中に、どういう流れだったかは忘れましたが、
「『お父さんとポチ』という話があるんですが。もう、段々段々長くなってきちゃったんですけどね。」
とかなんとか言って、ステージの隅の方にしゃがみこまれたさださん。
「ポチ、ごはん買ってきましたよ~。食べなさい。おいしいでちゅか?おいしいでちゅか~??」
「かーさんはどこ行っちゃったんだろうね。ポチ、知ってる?知らないか。」
「いや、わかってるんだ。宅間さんとこの奥さんと、カラオケでも行ってるんだろう、どうせ。」

というようなところから始まって、一生懸命毎日働いてるのに、奥さんや娘さんには見向きもされず、愛犬ポチだけが心の支えというお父さんの一人芝居。
内容をもっと詳しく知りたい方は、こんなサイトがありましたので参考までにどうぞ→
お父さんとポチ
噺歌集Ⅴより抜粋(’92.2.25. 東京厚生年金会館)
(いや~、まさかのこの小芝居から生まれた歌だったとはWWW)
このひとりコントがね。
たぶん5分以上は続いたと思います。もっとかも。
でもそれ、ずっと面白かったんですよ。ただ日常に疲れてる、哀愁に満ちたお父さんとポチが話すという設定だけで展開されていくトークがね。
あのね。
そんなん、
歌手の域超えてるでしょ。(笑)
それで、そのコントからの「関白失脚」。
歌詞は、コントの内容そのまま。家族に顧みられないお父さんの悲哀が描かれています。
でもね、曲の終盤。一気にね。
そういう自分をみじめだと人は言うけれど、それは俺が選んだことなんだ。
家族の幸せのために、俺は生きるんだ
というような
お父さんの思いの根底にあるもの、家族への愛や自分の信念に誇りを持っているような、力強い歌詞へと変わっていくんです。
→歌詞全文はこちら
それで、最後の最後。
「がんばれ~、がんばれ~、がんばれ~、み~んな~!!!」
のメロディーへと、つながって行くわけです。
会場中が一体となり、大合唱。
え!?
これ、さだまさしさんの曲だったんだっけか!?
っていうか、この歌、こーいう歌だったんだ~!!!???
という驚きと共に。
いや~。ほんと、天才だ。
歌がすごくて、バイオリンも弾けて、トークもめっちゃ面白くて、そういったご自分の才能をトータルにプロデュースすることにも長けておられる。
この方を天才と言わずして、
何と言おうか。
と、思いました。
その、さださんの天才性が、この「お父さんとポチ 関白宣言」に、全て集約されているように感じられました。
このコンサートで私が泣いたの。
精霊流しと、この「お父さんとポチ(からの関白失脚)」でしたね。
本当に素晴らしかったです。この曲目だけで、ひとつの舞台を見終わったかのような感動がありました。
でもね。
このさださんの素晴らしい才能が、ここまで開花されたのは
ただただ、持って生まれたもののためだけではないんですよ。
このさださんの輝くばかりの才能が、いかにして磨かれてきたのかについては、次回書きます。
やっぱりトークについては、一回では語れなかった…。
つづく。

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