はじめての方は、「はじめに①」「はじめに②」の記事から読んでいただけるとありがたいです(^O^)/
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Mさんにお聞きしたことで、もうひとつみなさんにお伝えしたいこと。
ハルの療育について、最近思うことがあって。
それは、苦手なこと、不得意なことを底上げすることと
得意なこと、興味があることを伸ばしてあげること
どちらを優先すべきなのか、ということ。
結論から言うと、「どちらも大事」ということになると思うのですが
そのさじ加減が難しいな、と。
ハルの診断からずっとお世話になっている大学病院のイケメン先生は、
「得意なこと、興味のあることを伸ばしてあげたいですね。」
という方針で、「興味のないことは、無理強いしてまでやらせる必要はない」(もしくはそこにあまり有効性を感じておられない)というお考えです。
(もちろん、イケメン先生のお考えでも、苦手なことをまったくやらなくていいということではなくて、優先順位としてのことだと思います。)
ハルに早期療育を!!といろいろ探し回った挙句、2歳代で市内で受けられる療育はほぼないとわかったとき
わらにもすがる思いで入ったのは、つみきの会でした。
「つみきの会」というのは、ABA早期療育を家庭で行うことを目的とした親の会で、定例会でABAのやり方を教わったり、メールで代表や会員の方に相談できるという会です。
実は、いろいろ考えて、今は退会しているのですが
この会に出会わなければ、私はABAについて詳しく知ることはできなかったと思っているので
とても感謝しています。
メールでのアドバイスも、とても親身にくださる方ばかりで
助けられました。
こちらの会では子どもに教えるべき課題を、段階にわけて詳しく提示されているテキストが用意されていて
私はそちらも購入したんですね。
それは、自閉のある子どもたちが、遅れがちである課題がメインで
例えば自閉っ子って、数字にものすごい強い子とかもいるのですが
他の苦手な課題とのバランスも考えて、例えばアカデミックスキルだけを進めていくというようなことがないように、
全体のバランスを大切にしている印象がありました。
(あくまでも私の印象で、会の方針と異なるところがあるかもしれません)
就学前の時期は、最も伸びる時期で
その時期を逃さず、不得手なスキルをボトムアップしていく、というような。
私は最近まで、退会した後も、自分の中では療育ってそういうものだって思っていて
苦手部分をどこまで底上げできるか、「障がい」の部分をいかに少なく、より本人が生きやすくなる手助けができるかを考えていたのですが
先日、こちらのブログ
うちの子流~発達障害と生きる
の記事を読んでから、 「得意なこと、好きなことを伸ばすことの大切さ」 を感じるようになりました。
なないおさんの息子さんは、小学校2年生。自閉症スペクトラムで、支援学級に在籍されています。
幼児期、言葉を話すよりも先に、数字に興味を持った息子さん。
息子さんが3~4歳のころに、お母さまが「人間の髪の毛は一日に100本くらい抜ける」という話をしたら、
息子さんは次の日には「髪の毛は15分に1本抜ける」と言って来られたそうです。
そんな息子さんが4歳のころ、なないおさんは数学オリンピックというものがあると知り。
ご本人も、「ぼく、きんめだるとりたい!」と。
そして、なんとなんと、今年の算数オリンピックで金メダル、そして長尾賞という特別賞にも輝いたそうです。(これはとってもとってもすごいことのようです!!!!)
私は、その成績のすばらしさもさることながら、お母さまの以下のコメントに心を打たれました。
以下、なないおさんのブログ記事うちの子流な学習記録 算数オリンピック 2015 表彰式 からの抜粋です。
自閉症スペクトラム障害を持ち、苦手なこともたくさん抱えた息子。
情緒の特別支援学級に通っています。
でも、好きなことに向けてこつこつがんばる力は人一倍の集中力を持っています。
数検や算数オリンピックを息子に勧めたのも、苦手なことが多く不安も強い息子に
得意なことをなにか形にすることによって自信をつけてほしかったからです。
息子はしゃべりだす前から数に強い興味を示し、教えれば教えるだけ吸収し、幼稚園でも一日中自分の疑問に思ったことを考えたり計算していました。
書くことに苦手を持っていても、算数の問題を解くために字を一生懸命書く練習をしました。
かなり上の学年の文章題は意味がわからないので国語力をつけるために本もたくさん読みました。
算数への強い興味が息子の苦手を少しずつ引き上げてくれています。
私は、今まで 「得意なこと、好きなことを伸ばすことが、苦手なことをを引き上げてくれることにもなる」 という話を聞いたことはあったのですが
具体的なイメージが持てず、なんとなく「そりゃ理想はそうだけどね、現実はそんなにうまくいかないんじゃないかなぁ…。」って思ってたんです。
でも、この記事をみて、「得意なこと、好きなことを伸ばすことが、苦手なことをを引き上げてくれることにもなる」って、そういうことか!!と思って
息子さんのがんばりに、そして「好きなことを伸ばす」という姿勢でサポートされてきたお母さまの姿勢に、ものすごく、感動したんです。(ノ◇≦。)
それで、めちゃくちゃ前置きが長くなったんですけど、このことをMさんにも聞いてみたんです。
「苦手なことを底上げするのと、得意なことを伸ばすのと、どちらを優先するべきか」ということを。
Mさんは、こんな本を紹介してくださいました。
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす/日本経済新聞出版社

¥1,728
Amazon.co.jp
この本、昨日アマゾンから届いたばかりで、私はまだ読んでいないのですが
Mさんがかいつまんで内容を話してくださった中で、おもしろいな、と思ったのは
一人の人の能力の中で、優れているものから順にS、 A、 B、 Cとすると
CのものをBにする労力より、AのものをSにする方がずっと簡単に伸びる、ということ。
そのことが詳細なデータを用いて論じられているのだそうです。
Mさんは、
「本人にとっては当たり前にできていることでも、それがものすごい強みだったりするんです。
今、世界中に人間は溢れていて
自分が苦手なことは、他の誰かがやってくれます。
自分だけができることを伸ばすということが、重要だと思うんです。」
というような話をしてくださいました。
もちろん、これは一般的な方を対象にした話であり
発達障がいを抱える子どもたちは、やはりコミュニケーションだったり、社会性だったり、身辺自立だったり
それぞれが抱える、苦手な部分のスキルアップというのは、必要だと思うんです。
(なないおさんも、もちろんその部分についての記事も書かれています
苦手なことへの取り組み方 スモールステップ実践例)
でも、なんだか最近思うのは。
障がいって、なんらかの特別な支援が必要だから「障がい」なのだけれど
本当に本当の、子育てで大切な核となる部分は
定型発達の子に対しても、障がいのある子に対しても、同じなんじゃないかな、ということ。
「得意なこと、好きなことを伸ばす」って、「苦手なことを克服する」重要性の前にかすみがちだけど
実はとっても大切なことなんじゃないかなって、思いました。
なないおさんのこちらの記事も、とても共感しました。ぜひ読んでみてください♪
ギフテッド、2E教育から考える得意を伸ばす効果
ハルの得意なこと…コマ回し。そして、鍋のふたでもなんでも回せちゃう。
私は最初、「そんなことより、見立て遊びを教えなくちゃ!」とか、「おままごとを教えなくちゃ!」とか思ってた時期もあったのですが。
そんなとき、旦那はコマ回しを一緒に楽しんでやりはじめ
義父も一緒になってやりだし
そのうちに、義父はコマを逆さまに回しだし
旦那は木琴の上で複数コマをまわして、なんだか素敵な音色を奏で出し

ハル&ヒロはますますコマが大好きになり。
夏の温泉旅行のときは、ハル、はじめて親戚の子と一緒に遊べたんです。
コマのおかげで。

「コマなんて役に立たない」なんて、自分の勝手な思い込みで。
好きなこと、得意なことをとことんやらせてあげる、広げてあげるって、大事だなぁと思いました。
え?その旅行??
そうそう、あの旅行ね。
スリッパ事件のね。(笑)

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