先日、あさがお教室の音楽療法のクラスへ参加してきました。
あさがお教室では、グループ療育の他、月1で個別指導(OTかST)、月1で音楽療法があります。
初回の音楽療法ということで、先生が
「まずはどんなものか、お母さん達だけで体験してもらいます。(^^)」
とおっしゃり
子どもは室外で自由遊び、保護者だけで音楽療法を体験するという展開に。
ハルは、縁あって、音楽療法の勉強をしていられる先生のリトミックや、ピアノ指導を受けています。
それで、音楽療法について、私は「だいたい同じ感じのことをするんだろうな~」くらいの認識しかありませんでした。
そんな、なんとなくな感じで参加したのですが、いろいろと発見があって、とっても有意義な時間となりました。
先生は、子ども達が体感することを保護者も感じられるように、色々なメニューをしてくださったのですが
中でも、一番印象に残ったのは、太鼓を使ってのセッション(ていうのかな?)です。
どんなふうにやるかというと。
当日の参加者は10組程度だったのですが。
部屋の真ん中に置かれた、二つの太鼓(ドラム?)を中心にして、全員で円になって座ります。
指名された保護者は、太鼓の前に座ります。
もう一つの太鼓の前には、先生が座ります。
二人が、向かい合うような形です。
みんで「たいこをならそうよ~♪」とかけ声をかけます。
その後は、ルールはありません。
好きなように、太鼓をならすんです。
さて、それで、どうなるかというと。
「好きなように」と言っても、なんとなく、相手が「トントン」とやったら、自分も「トントン」と繰り返したり
アイコンタクトでタイミングを合わせて、同時に「ドン!」とたたいたり
終わりも、だんだん叩くスピードを早くしていって、「ドン!」と息ぴったりに締めの音を鳴らしたり。
かと思えば、相手が全然ならさなくて「あれ?」「次どっちならすの?」ってなったり。
言葉にはなっていないけど、太鼓のセッションを通して、いろいろな心のやりとりが行われていました。
この、いわゆる「非言語コミュニケーション」を育てて行くというのが、実は単語を覚えたり、発音を練習したりするより大事なのだということ
「伝えたいこと」があって、初めて言葉が出るのだということを
先生は教えてくださいました。
それから、
「大人の私達だって、急に言われてみんなの前に出て、こんなことやるの、イヤですよね。
でも、私達はとりあえず一回やれば終わりになる、ということがわかっている。
子ども達はそうじゃない。緊張に耐えきれず、走り回ったり、全力で拒否したりする。
子どもの行動には、必ず理由があります。」
というようなことを、話してくださいました。
(ちなみに、このとき取り組んだようなセッションは、大人向けにやったもので、子ども達(年少児)には、もちろん難しすぎる課題だそうです)
先生のお話のあと、子ども達も参加しての、音楽療法のクラスが始まりました。
自分たちが感じていた緊張感、子ども達はその何倍も感じているんだな、と思いながら、子ども達の様子を見ていると
全然課題に乗らず、走り回ってる子も
やらない!と泣いちゃってる子も
みんな自分のせいいっぱいで、参加してるんだなぁと思うと
なんだか胸が熱くなりました。
さて、ハルはどうだったかというと。
例のごとく、「曲に合わせて歩いたり、走ったりする」課題は、全くやらず。
今までだったらこういう場面で、「どうやったらできるようになるか」ばかり考えて、結構強引に引きずってでも参加させることもあったけど
太鼓なんかは楽しく叩いて、参加できるハル。
きっと、この課題を頑として取り組まないのには、ハルなりに理由があるんだろうな、と思いました。
先生も、「見て楽しむ、というのも、参加方法のひとつですよ。」
(とはいえ、まず誘ってみる、少しは一緒にやってみる、というのは続けてみると良いそうです)
と話してくださり、肩の力を抜いて、参加することができました。
音楽療法って、奥が深いんだな。来月のクラスも、今から楽しみです♪