あなたがあなたであるために―自分らしく生きるためのアスペルガー症候群ガイド/中央法規出版

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読んでみて、すごく良かったので
同じ著者の、別の本も読んでみたいなぁと思っていたのですが
旦那も同じ事を考えていたようで
この本、知らぬ間にヤフオクで300円で落札してくれてました♪↓
高機能自閉症・アスペルガー症候群「その子らしさ」を生かす子育て 改訂版/中央法規出版

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早速、旦那に先駆けて読み始めたのですが
一番初めの、『「障害」か「個性」か』という項目、数ページを読んだだけでも
この本を買った価値があった!と思いました。
(といっても300円しか払ってないけど(^^;))
そして、ハルの状態が個性の範疇なのかどうか、悩んでいた時の自分に読ませたかった!!と思いました。
ハルが11月に受けた発達検査。
質問の内容自体はわかっているはずなのに、コミュニケーションに困難さがあるため、実際には答えられない、というものが多々ありました。
(質問の言い回しがちょっと聞き慣れないものであるとか、先生のメガネが気になっていて、質問を最後まで聞いてない、とか、その他もろもろ(^^;))
この本の初めの部分には、ちょうど同じような男の子の話が出てきます。
知能テストを受けたミチタカくん(架空の人物)。
先生の「お父さんは男です。お母さんは?」の質問に
「お母さんはミヨコ。」
と答える。
先生が同じ質問をもう一度すると、今度は
「お母さんは、ほら、あそこ。今日はスカートはいてる。
…お母さんと電車できたの。」
その後も延々、関係ない話を続けるミチタカくん。
そんなミチタカくんの様子を、そのとき専門家はどう見ているのかが書かれていました。
専門家は(彼の「トンチンカンさ」の理由を分析し、その先の評価や支
援プランを検討するとき)、
彼の行動を「能力障害」によるものとしてとらえています。
うんうん、そりゃそうだよね。と、ここまで読んで。
私がはっとさせられたのは、次の記述です。
でも、おそらく多くの専門家がまず思うことは、もっと別のことです。
「『お母さんはあそこ』って、そうくるか。意表つくよなあ」
「わからないのに、とにかく何か答えてくれてるんだね。ありがとう」
「いじらしい子」「まじめなんだな」~中略~
専門家は彼のユニークさに内心ほほえみ、
同時に人間としての真摯な姿勢に胸をうたれ、
あるいは報われない努力に精魂込めるいたいけな様子に
心を痛めます。
私、この部分読んで泣きました(ToT)
この架空のミチタカくんが検査を受ける横では、
架空のお母さんも描写されていて
お母さんは、絶対知っているはずの答えを答えられないミチタカくんに、やきもきしていました。
まさに、11月の発達検査での、自分の姿!(^^;)
そうか。そうだよね。ハルだって、わからないけど、何か答えなきゃって、答えてたんだよね。
そうか。先生は、答えられるかどうかだけじゃなくて。
そんなふうに、いろいろな思いを持って、検査してくださってたのだろうな。
そんな思いと。
この本の著者の、自閉症者を見つめるあたたかい眼差しに、胸が詰まりました。
そしてこの章の最後には、こう書かれていました。
子どもの特性はどの子のどんな特性も「障害」であり「個性」です。
~中略~
両方の視点をもちあわせて子育てをしていくことが
子どもをトータルに支援し育児を楽しむために必要なのだろうと思いま
す。
「障害」か「個性」か。もう悩む必要はないのです。
子どもの様子が障がいなのかどうか、どこかに相談すべきなのか、など
悩んでいる方にぜひ、読んでいただきたい一冊です。
ちなみに、「お父さんは男、お母さんは?」の質問に
ハルは、「男!」と自信満々に答えていましたW
これは、知ってるのに答えられなかったんじゃなくて、そもそもわかってません。(^^;)
(後で確かめたら、髪が短い人=男 だと思ってたようです。)
そしてハル、何とかして答えなくては!と
トンチンカンな答えが出てくるのは
もちろん検査のときだけじゃありません(笑)

「どう」って聞き方、難しいよね。ごめんごめん。(^^;)