「障害」か「個性」か 2015/3/11記載 | ADHD7つの肩書きで多動に生きるパラレルキャリアー雨野千晴のうっかり女子でも大丈夫♡なブログ

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頭の中が多動なADHD不注意優勢型・37歳で診断された超うっかり者の私でも、毎日楽しく生きられます♪失敗しても大丈夫♥自閉っ子&ADDタイプ兄弟子育て中シンママです。7つの肩書きで多動に生きる私の日常&パラレルキャリアについて。

先日の記事で、大学病院のイケメン先生に教えていただいた本について書きました。↓

あなたがあなたであるために―自分らしく生きるためのアスペルガー症候群ガイド/中央法規出版

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読んでみて、すごく良かったので
同じ著者の、別の本も読んでみたいなぁと思っていたのですが

旦那も同じ事を考えていたようで
この本、知らぬ間にヤフオクで300円で落札してくれてました♪↓
高機能自閉症・アスペルガー症候群「その子らしさ」を生かす子育て 改訂版/中央法規出版

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早速、旦那に先駆けて読み始めたのですが

一番初めの、『「障害」か「個性」か』という項目、数ページを読んだだけでも

この本を買った価値があった!と思いました。
(といっても300円しか払ってないけど(^^;))

そして、ハルの状態が個性の範疇なのかどうか、悩んでいた時の自分に読ませたかった!!と思いました。


ハルが11月に受けた発達検査。

質問の内容自体はわかっているはずなのに、コミュニケーションに困難さがあるため、実際には答えられない、というものが多々ありました。
(質問の言い回しがちょっと聞き慣れないものであるとか、先生のメガネが気になっていて、質問を最後まで聞いてない、とか、その他もろもろ(^^;))

この本の初めの部分には、ちょうど同じような男の子の話が出てきます。

 知能テストを受けたミチタカくん(架空の人物)。

 先生の「お父さんは男です。お母さんは?」の質問に
 「お母さんはミヨコ。」
 と答える。

 先生が同じ質問をもう一度すると、今度は
 「お母さんは、ほら、あそこ。今日はスカートはいてる。
 …お母さんと電車できたの。」

その後も延々、関係ない話を続けるミチタカくん。

そんなミチタカくんの様子を、そのとき専門家はどう見ているのかが書かれていました。

 専門家は(彼の「トンチンカンさ」の理由を分析し、その先の評価や支
 援プランを検討するとき)、
 彼の行動を「能力障害」によるものとしてとらえています。

うんうん、そりゃそうだよね。と、ここまで読んで。

私がはっとさせられたのは、次の記述です。

 でも、おそらく多くの専門家がまず思うことは、もっと別のことです。
 「『お母さんはあそこ』って、そうくるか。意表つくよなあ」
 「わからないのに、とにかく何か答えてくれてるんだね。ありがとう」
 「いじらしい子」「まじめなんだな」~中略~

 専門家は彼のユニークさに内心ほほえみ、 
 同時に人間としての真摯な姿勢に胸をうたれ、 
 あるいは報われない努力に精魂込めるいたいけな様子に
 心を痛めます。


私、この部分読んで泣きました(ToT)


この架空のミチタカくんが検査を受ける横では、
架空のお母さんも描写されていて
お母さんは、絶対知っているはずの答えを答えられないミチタカくんに、やきもきしていました。

まさに、11月の発達検査での、自分の姿!(^^;)

そうか。そうだよね。ハルだって、わからないけど、何か答えなきゃって、答えてたんだよね。

そうか。先生は、答えられるかどうかだけじゃなくて。
そんなふうに、いろいろな思いを持って、検査してくださってたのだろうな。

そんな思いと。
この本の著者の、自閉症者を見つめるあたたかい眼差しに、胸が詰まりました。

そしてこの章の最後には、こう書かれていました。

 子どもの特性はどの子のどんな特性も「障害」であり「個性」です。
 ~中略~
 両方の視点をもちあわせて子育てをしていくことが
 子どもをトータルに支援し育児を楽しむために必要なのだろうと思いま
 す。

 「障害」か「個性」か。もう悩む必要はないのです。


子どもの様子が障がいなのかどうか、どこかに相談すべきなのか、など
悩んでいる方にぜひ、読んでいただきたい一冊です。
 

ちなみに、「お父さんは男、お母さんは?」の質問に
ハルは、「男!」と自信満々に答えていましたW

これは、知ってるのに答えられなかったんじゃなくて、そもそもわかってません。(^^;)
(後で確かめたら、髪が短い人=男 だと思ってたようです。)


そしてハル、何とかして答えなくては!と
トンチンカンな答えが出てくるのは
もちろん検査のときだけじゃありません(笑)




「どう」って聞き方、難しいよね。ごめんごめん。(^^;)