いやぁ、天候によって、その地の印象って大きく変わりますね。
今日で3日目の滞在の北見市なのですが、
昨日までは、雨模様でホテル近くの散策しかできていませんでした。
午前1時から午後5時まで、みっちりと研修なので、
午前中は、その準備にあて、
研修終了後は、ほっと一息、
特に昨日は、午後9時半からオンラインの勉強会があったため、
ホテルからほとんど出ずに過ごしました。
雨模様だから、まぁいいかと思いながら。
そして、打って変わって、
今日の北見は、朝から、とってもいい天気。
抜けるような青空でした。
気温も22度ほど、最高に気持ちの良い気候でした。
ということで、午前中に散歩に出かけました。
当てもなくブラブラと。
その途中、見つけた看板が、「ピアソン記念館」でした。
ピアソンという宣教師が住んでいた洋館を保存している、
そんな観光スポットがあると事前には知っていました。
しかし、わざわざ訪問、見学するつもりはありませんでした。
ただ、Googleマップで見てみると、
お散歩コースにちょうどいい時間だったのです。
公園もあるということで、お散歩の途中の通過点として、
向かうことにしました。
着いてみると、小さな洋館がポツリ。
見学者もいらっしゃらない感じでした。
入れるのかな?と入り口を見てみると、
「閉館」
やっぱりな、
ともう一歩、足を踏み出してよく見てみると、
「開館」との表記でした。
どうぞごお気軽にお入りくださいの
小さな字に導かれるように、扉を開き、
中に入らせていただきました。
館内には、驚くほど中身の濃い展示がされていました。
そして、
このような歴史的建築物にありがちな、
埃や湿気、何とも言えない生活感の無さが、
全くありませんでした。
現在も、誰かがお住まいになっている、
そんな場所にお邪魔する感じでした。
そして、空気感がすごく清浄だったのです。
たくさんの展示物があったのですが、
私が、一番感銘を受けたのが、
ピアソンさんのお手紙です。
かつて、自分たち夫婦のために
働いてくれていた料理人が亡くなった、
その奥様に送った手紙。
思いやりに満ちた言葉、気持ちが伝わってくる手紙、
その手紙が、
何と日本語で書かれているのです。
この手紙を受け取った、料理人の奥様は、
生涯、その手紙を肌身離さずお持ちになられていたそうです。
本当に、人に対する思いを大切にされていた方なのだと、
伝わってくるようなお手紙でした。
徳は、場所にも残るのですね。
遺徳に導かれるように訪れた、この館、
本当に素敵な、徳に包まれる時間と空間でした。
感謝!

