母の人生。 | SOS相談室・・・今、苦しい、今、聴いて欲しいに対応致します。

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夫婦関係の悩み、仕事の悩み、子供の悩み、人は様々な悩みを抱えています。話す事で心が楽になります。なんだか笑っちゃうんです。

視点を変えると見える景色が変わる事を実感してみてくださいね。

今年75歳になった母は父が亡くなってから15年、泣き言も言わず一生懸命生きています。

若い頃から、働くばかり。

つい、先日、元夫と話をしていたら

「おばあちゃんの話を本にしたら読みたいなぁ。」

と言い出し、わたしに林真理子さんのような文才があれば面白い本が書けただろうなぁと思いました。

明るくて朗らか、周りと自分を比べない。

私たちと周りの人を比べる事もありませんでした。

結局、結婚しないままの息子と離婚した娘、世間的には褒められたものではありませんが、その事に対しても特になにも言いません。

母が作る梅干しは評判がよく、大量に作ってもほとんど周りの人にあげたり、親戚に送ってしまい、ほとんど残りません。

らっきょうもそうだし、梅酒もそうです。

近所の自分より、少し上のおじいさん、おばあさんの家を訪ね、爪を切ってあげたり、小さな身体で自分よりも大柄なおばあさんの腕を抱えて散歩に連れて行ったり。

美味しいぬかみそがつけられないと聞けば、ぬか床まで作りにいく始末。

電話した時に居ないので

「どこ行っていたの?」

と聞くと、先ほどの答えが返ってきます。

人に喜んでもらいたいとか、いずれ自分に返ってくるから?

って聞くわたしに

「そうじゃないわよ。できないって言うから。」

ただそれだけ。

母の捉え方にはびっくりすることばかり。

なんでそんなに人に対して、かるーい気持ちでなんでもやってあげられるかが不思議でした。

それも聞かないと言わないので、知らないことの方が遥かに多いと思うんです。

わたしの幼馴染のお弁当を作っていた話を聞いたのもわたしが30歳を過ぎてからでしたし。

「出来ることをやってるだけだから。」

それしか言わない母。

自分が倒れた時は誰に頼る事もなく、ひっそりと入院したり、寝込んだりしています。

旅行に行ったり、遊ぶ事もなく、たまに出かけるのは年に一度のクラス会と葬儀や法事ばかり。

不思議な人だなぁと思います。

わたしには母のようなただただ愛を差し出す事は出来てないなぁ。

小さな小さな身体でよく動く。

電車では必ず小さな子に話しかけ、知らない人ともすぐには話し出す。

離婚して、こちらに戻ってきても、母に使われる事もありません。

「お母さんは大丈夫だから。」

と気丈に振る舞う母に昭和の女性の強さを感じるばかり。

見返りを求めず、自分に出来ることだからと愛を差し出す。

元夫に対しても、恨み言も言いません。

人を妬んだり、羨んだりしていても辛いのはやはり自分。

恵まれない身の上を嘆いても始まらない。

母は苦労ばかりだけど、心だけはいつもお嬢様のままなんだなぁ。

苦労しない人生もあったはずだけど、自分すら責めない。

せっかく、戻ってきたのだから、母との時間を大切にしたいなぁ。

昨日は次男を連れて顔を見せてきました。

母には対価交換って言う常識はありません。

わたしも全て対価交換だと思っていません(^^)

お金にかえてしまう事はある意味つまらないのかも知れません。

そんなことを母を見ていると感じます。

徒然なるままに、書きました。