5月22日(金)、腫瘍専門の獣医師がいるソルトレイクシティの動物病院でニコ、メラノーマワクチン「オンセプト(ONCEPT)」を接種しました。病院の予約が朝9時半だったため、前日21日(木)夜にソルトレイクのホテルに一泊し、病院には朝9時頃に着きました。触診、レントゲン、エコーの検査によると、(先月手術で取った)悪性メラノーマが他に移転している様子はなく、抗がん剤治療の必要がないことが確定しました。4月にメラノーマを見つけてから毎日不安で仕方がなかったので、この知らせを聞いて、ようやくほっとできました。
 
抗がん剤治療の必要がなくなったので、腫瘍に対するワクチン「オンセプト」を希望しました。この日に備え、腫瘍学の獣医と電話で相談してあったワクチンです。これは悪性メラノーマの再発を防ぐ治療ワクチンで、普通は外科手術を済ませた口腔内メラノーマの犬が対象です。アメリカでは2013年、日本では2024年から使われているとのことだけど、ニコのような皮膚にできたメラノーマに対しては十分な適応例・データがなく、ニコへの効果に対してはわかりません。でもニコの皮膚メラノーマは悪性度が高く、「口腔内にできるような厄介なメラノーマが、口の外にできたようなもの」と言われていたので、「オンセプト」接種については前向きに考えていました。
 
このワクチン、まずは2週間おきに4回投与する必要があります。その後は半年に1回くらいになります。針のない注射器で筋肉に投与するので、痛みはほとんどないそう。副作用も一時的に元気や食欲が減るくらいで、獣医の助けが必要になるような深刻なものはないということで、そうした安心感もこのワクチンを試す後押しになりました。
 
なんとこのワクチンは、ヒトの皮膚のDNAで生成されています。接種後の今、ニコの体内に人間の遺伝子があると思うと不思議です。
 
ニコは6時間、病院にいました。全て終えて出てきたニコは、怖うんちでお尻が汚れていたり(涙)、レントゲン、リンパ腺のエコー(超音波検査)のために使用された鎮静剤の影響か、目が飛び出て涙目のように見え、ずいぶん疲れた表情でした。鼻に何か乾いた物がこびりついていて、頬も香ばしい匂いがしたので、吐いたのかと看護師に聞くと、じっとしているためのオヤツだと言われました。ニコは食べずに抵抗したため、鎮静剤決定となったそうです。鎮静剤を投与しても、ジタバタと抵抗は続いていたと言われました…。薬の効果にも負けず柴犬らしい(?)厄介な強い意思を見せていたようです。
 
フリーウェイを時速85マイル(140キロくらい)で、行きは3時間半、帰りは渋滞もあって5時間半かかった道のりでした。ワクチンの副作用はなく、ご飯(ドッグフード)は道中の車内で食べれて、水は帰宅後すぐに飲みました。つまらない長いドライブで、ニコにも負担をかけるけど、「オンセプト」がニコにも効く可能性と、ニコの元気が少しでも長く続くことを願って、これからしばらく、定期的にソルトレイクへ通います。
 
↑ホテルの窓から見えた山々。
 
↑動物病院へ行く前の散歩。ちゃんとトイレを済ませたけど、病院で怖うんちしてしまいました。
 
↑道中、休憩で寄った小さな町も山がきれいでした。
 
↑オンセプト接種翌日(23日)の夕散歩にて。いつもと変わらないニコで、ワクチンの副作用は感じられませんでした。
 
↑毎月25日、「ニコの日」のニコ。
 
追記:動物病院からのレポート、ニコの体重がキログラムで「12.8 kg」と記載されていました。見た目より重いニコラスです。
 
 
 

✴︎ニコラスは11歳1ヶ月✴︎

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