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ロシアがウクライナに侵攻した2/24

世界が騒然としましたびっくり

遅かれ早かれ、起こるかもしれなかったこの戦争。

でも、みんなどこかで起こるはずがないと思っていたはず。

これは単にロシアとウクライナだけの問題ではありません。
 
この出来事を理解するには少し歴史をさかのぼる必要があります。

すでに知っていると言う方もいらっしゃるとは思いますが、冷戦の頃からウクライナとロシア(いやソ連と言ったほうが正しいですね)についてまずは書いていきたいと思います。


(出典:朝日新聞デジタル)



  ①もともとはソ連の一部だったウクライナ


政治に疎い方は驚かれたのではないでしょうか?
ウクライナが冷戦時にはソ連の一部だったと言うことを。ソ連の一部だったウクライナは1番最西端に位置しています。しかし、第二次世界大戦でナチスドイツに攻め込まれたことによりソ連は20,000,000人以上の犠牲者を出しました。そのトラウマからソ連は自国の隣に緩衝地域をおきたいと考えました。当時、ヨーロッパの国々はソ連の脅威に対抗するためにアメリカとカナダを引き込んで軍事同盟NATOを結成しました。当初10カ国以上だった加盟国は徐々にその数を増やしていきました。西ドイツのNATO加盟をきっかけにソ連と東側諸国はワルシャワ条約機構を結成しました。
東側の軍事同盟ですね。
しかし、東側諸国の民主化とベルリンの壁崩壊、さらにはソ連崩壊に伴いワルシャワ条約機構も消滅しました。それに伴いソ連の支配下にあった各国は独立をしていきました。ウクライナもその一つです。


  ②ソ連崩壊後も残ったNATO


先ほど説明したようにNATOはソ連に対抗するための軍事同盟です。ソ連が崩壊したらNATOは必要ないはずです。しかしその後もNATOは加盟国を徐々に増やしていき今はでは30カ国までにもなりました。いわゆるNATOの東方拡大です。いつの間にかロシアを取り囲むようにしてNATO加盟国が存在し、ロシアは徐々にその脅威にさらされることになりました。かつてソ連の一部であったラトビア・リトアニア・エストニア、いわゆるバルト三国もNATOに加盟しトルコも加盟していつの間にかロシア包囲網ができることになりました。ロシア、プーチン大統領にとってはそれがすごく嫌なんですね。


  ③ NATOの存在意義


ソ連に対抗するために結成されたNATOですが今やソ連は存在しません。いつの間にか対ロシア軍事同盟にその姿を変えています。NATOの存在意義はロシアという外敵がいてこそです。もっと詳しく言うならばロシアという外敵が存在しなければアメリカはNATOをまとめあげることができないのです。さらにはアメリカで1番売れているのは武器です。その武器を売る市場としてヨーロッパは欠かせません。ヨーロッパの国々にはいつまでもロシアに怯えていて欲しいのです。そうでなければ武器は売れないのです。

そういえば、誰かは忘れましたが、過去のNATO事務総長が言った言葉を思い出しました。

「アメリカを引き込んで、ロシアを締め出し、ドイツを押さえ込む」

この発言がNATOの存在意義を表しているでしょう。


  ④NATOが悪いのか?


ソ連崩壊後、NATOは東方拡大をしてきました。
かつてソ連を構成していた国々も独立後加盟することになりました。今、改めて世界地図を見ると、ロシア周辺の非NATO加盟国はフィンランド、ベラルーシ、ウクライナ、ジョージアといったところでしょうか?バルト三国はロシアと国境を接していますが、当時ロシアは安全保障に対処するほどの余裕がなかったのでNATO加盟を認めることになりました。ヨーロッパの多くの国が加盟するNATOに加盟していない国で且つロシアと国境を接しているのは上記の国です。ロシアにとってこれらの国がNATOに加盟するということはデッドラインを超えたという認識になります。仮にNATOに加盟したら、NATO加盟国にNATO軍が駐留しミサイルが配備されることは確実です。ロシアとしてはモスクワが危機晒されることになるのでなんとしても避けたいことなのです。そしてウクライナはNATOに加盟する意思を示していました。ロシアとしては容認することはできません。それ以前にも、ロシアは何度かNATOの東方拡大を止めるように要請していましたが、アメリカは聞く耳を持とうしませんでした。ミサイル配備の理由も対イランというものでした。私の見解としては、今までのNATOの対応がロシア・ウクライナ戦争を引き起こしているのではないかと思います。


  ⑤ウクライナの生物兵器開発疑惑とアゾフ大隊


ロシアのウクライナ侵攻の理由はいくつかあります。親ロシア派が多数居住する地域の住民保護と非軍事化と非ナチ化などです。またプーチン大統領は"特別軍事作戦"を展開すると発言しています。この発言は何を意味しているのでしょうか。
そしてこれに関連しているのがウクライナの生物兵器開発疑惑とアゾフ大隊です。ロシアは当初から「ウクライナでは生物兵器が開発されている」と主張してきました。このロシアの主張を無視できない事実があります。それは生物兵器ラボがあるとされている場所とロシア軍が攻撃を集中させている場所はかなり一致しているという点です。そしてアゾフ大隊です。アゾフ大隊はウクライナでは極右組織的な存在であり、ナチスの旗を掲げている組織でもあります。日本でもアゾフ大隊はナチ組織として認定されるほどその色はかなり強いものになっています。また興味深いことにこのアゾフ大隊が拠点としているのは、なんとあのマリウポリだという点です。マリウポリと言えば、ロシア軍によって猛攻撃を受けており、ウクライナ軍だけでなく市民にも多くの犠牲者を出している都市です。これらに対抗するためにプーチン大統領はあえて"特別軍事作戦"という言葉を使ったのでしょう。


  ⑥プーチン大統領の野望


突然ですが、プーチン大統領の経歴をご存知でしょうか?
プーチン大統領は学生の頃に猛勉強して大学で優秀な成績を収めてKGB(ソ連国家保安委員会)に入りました。東ドイツで勤務していたプーチン大統領はその時にベルリンの壁崩壊を目の当たりにします。ソ連に帰っても国が崩壊したので当然、KGBもなくなることになります。しばらくの間プーチン大統領は運転手の仕事をしていたそうです。KGBのエリートだったはずなのに運転手をしなければならないとはプーチン大統領は屈辱だったでしょう。その後はさまざまな人との繋がりにより、政治家になります。
プーチン大統領はソ連崩壊をこう表現しています。
「20世紀最大の地政学的悲劇」

プーチン大統領にしてみれば、西側諸国のせいでソ連が崩壊した、と思っているわけです。(社会主義体制を維持することが困難になったのも要因ですが。)

確かにソ連崩壊後のロシアはボロボロでした。今でこそ軍事侵攻をしていますが、その当時は経済と軍事は弱体化していました。そこでなんとか経済と軍事を立て直して、強いロシアを作ろうとしてきました。さらにはプーチン大統領の後ろ盾として大きな役割を果たしているのがロシア正教です。プーチン大統領はロシア正教の意図を汲んで行動していると言われています。プーチン大統領の野望がどのようなものか想像させるものがあります。それはプーチン大統領の執務室の後ろにピョートル大帝の肖像画が飾られていると言われています。ピョートル大帝は初代ロシア帝国皇帝です。現在のロシアの前は、ソ連、その前はロシア帝国であり、どちらも世界に影響力を持っており、強い国でした。ここから推測できることはプーチン大統領は過去の強かったソ連やロシア帝国の栄光を取り戻したいのかもしれません。



  ⑦プーチン大統領の誤算


ロシアがウクライナへ侵攻して1か月以上が経ちました。プーチン大統領はまさかこんなに時間がかかるとは思ってもみなかったでしょう。おそらく1週間程度で首都キエフを陥落させるまでに持っていきたかったはずです。ところがウクライナ側の抵抗が激しく当初の作戦通りにはいっていません。NATO加盟国からの武器供与を受けているおかげでウクライナは今や反撃の動きに出ています。この反撃を受けてロシア軍はキエフ陥落を諦めたのか、キエフ周辺から撤退する動きを見せています。作戦も変更して、ドンバス地域の解放に集中することになりそうです。ロシア軍が作戦通りにいかない要因には、ロシア軍の士気の低さも含まれるでしょう。そのために将官が前線に出て指揮を執らざるを得ない状態になっています。これが相次ぐロシア軍将官戦死の原因なのです。この戦争が長引くことはロシアにとってなんのメリットはありません。軍事、経済ともに弱るばかりですのでロシアとしては上手い落としどころを見つけたいでしょう。


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この戦争は単にロシアとウクライナだけの問題ではありません。NATO、その後ろにいるハザールマフィアがこの戦争を引き起こす原因を作っています。今週にもトルコで停戦協議が行われるようですが、1日でも早く停戦しなければ、ウクライナ市民がこれからも沢山死に続けることは確かです。