きっかけは、4年前カラスに襲われて死にかけた幼い猫を拾ってしまったことです。
100グラムの仔猫は、雨に濡れ、汚れ、ノミだらけで、
膿で目ははれ上がり、鳴く力もありませんでした。

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獣医さんは生存は難しいと消極的でした。
7月17日に出会ったその子にななちゃんと名づけました。

私達夫婦は何とかこの仔猫を助けたいという気持ちで、必死の介護をしました。
夜中でも交代で授乳や排泄の介助をし、母猫のように抱いて暖めました。
その甲斐なく、仔猫は9日目に亡くなりました。

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それは、私にとって初めてのリアルな死で、
それまでに経験した誰の死よりも、はるかに悲しく衝撃でした。
そして、私達にはもう猫のいない人生がおくれないようになってしまったのです。