育児をしていると、お子さんが早く寝てくれたり、遅くまで起きずに寝てくれていると嬉しくなってしまうこともあるかと思います。
しかしそれ、もしかしたら見逃せない体調の変化かもしれません![]()
このとき注意が必要なことがあるんです。
この記事では子どもが朝起きない危険な症状に関して知っておきたい知識を、小児科の先生のお話も交えてお伝えします。
子どもが朝起きない危険な症状
注意が必要なケースの一例です。
仮に3歳くらいの子だと想像しながら読んでみてください。
普段お昼寝をする子ですが、その日は遊びに夢中でお昼寝できませんでした。
17時くらいに疲れきって寝てしまい、「ご飯だよ〜」と声をかけたものの起きないのでそのまま寝かせることにしました。
早く寝た分、早起きするかと心配していた翌朝7時を過ぎても起きません。
寝過ぎじゃない?そろそろ起こそうかな?と思い声をかけても、少し叩いてみても全然起きません。
これは何かが変だ!とやっと気付きました。
さて、何が起こったかわかりますか?
これは「低血糖」という状態であることが考えられます。
低血糖とは、血糖値が下がり過ぎてしまった状態のことです。
血糖値が下がりすぎると、冷や汗、動悸、意識障害、けいれん、手足の震えなどの症状が現れます。
お子さんの場合晩ご飯を食べないで寝てしまうと、翌朝低血糖になってしまうことがあります。
そうすると先程のケースのように、
- 声をかけてもぐったりしている
- 反応が薄い
- 顔色が悪い
ということなどが起こります。
低血糖を起こさないために
できること
もし対象年齢のお子さんが晩ご飯を食べないで寝てしまったらそのまま寝かせず、起こして糖質が補給できるものを食べさせてあげてください。
もし朝起きて低血糖が疑われるときは、ジュースなど糖質の入った飲み物を飲ませてあげると症状を悪化させない対策になります。
もちろん、心配な場合は病院にかかってくださいね![]()
子どもの低血糖Q&A
子どもの低血糖は何歳くらいまで起こるのかなど、小児科の先生にお聞きしました。
低血糖は何歳くらいまで起こる?
いわゆる晩ご飯を食べないで寝て、低血糖で朝ぐったり…というパターンは1歳半〜5歳がピークで、8-9歳ごろにはあまりなくなってくるとのことです。
小学校高学年くらいになってくるとそういった心配は少なくなってくる、といっていいかもしれません。
なぜ小さい子どもにだけ起こる?
中高生以降、大人は食事を食べてから血糖を維持できるのは3-4 時間、それ以降は血糖の「貯金箱」である肝臓や筋肉の一部を分解して血糖を維持します。
だから大人は夕飯を食べずに寝たとしても、貯金箱を使って夜寝てる間の血糖を維持できるのです。
ですが小さな子どもではこの貯金箱が小さすぎて夜間の血糖維持ができないのと、脳が相対的に大きすぎて糖分の必要量が多くてまかなえないため、夕飯食べずに寝てしまうと明け方低血糖になってしまうということが起こりえます。
1歳半より前はならない?
1歳半〜がピークとは伝えましたが、もちろん新生児・乳児もなる可能性はあります。
1歳半〜と医師の教科書に書かれているのは、それくらいからが1番BMIが低くていわゆる糖の貯金が必要量に対して少ないからです。
乳幼児はまだ寝る前の授乳もしている子もいるので、現実的に明け方ぐったりしていて病院で診ることになるケースは2-3歳以降が多いようです。
もし周りにこの症状を知らない方がいたら、ぜひこの知識を共有してあげてほしいなと思います![]()
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