どこの道端にも咲いている、
エゾイラクサ。




葉先に触れると、
火傷のような痛みを感じる、
少し厄介な植物として、
記憶している方も多いかも知れません。


でも実は、
ハーブの「ネトル」の近縁種。




しかも、食・繊維・暮らしと、
深く関わってきた植物でもあります。


父が子供の頃は、
春の山菜として食べていたそうです。


さらに、
秋に立ち枯れたイラクサを刈り取り、
川へ浸し、繊維を取り出し、
ロープや布として活用していたという話も、
とても印象的でした。


その光景を、
父が手に取るように話してくれたことを、
今も懐かしく思い出します。




アイヌの人々も、
イラクサを草皮衣や漁網として活用してきたと言われていますし、

海外でも、
丈夫な天然繊維として、
古くから利用されてきたそうです。





“ただの雑草”

そう思われがちな植物にも、
実は驚くほどの知恵や歴史がある。


華やかではなくても、
自然の中で、
自分の役割を淡々と果たしている植物達には、
いつも頭が下がる思いがします。




11年前に書いたこの記事を読み返しながら、
あの頃から、
私の興味や眼差しは、
あまり変わっていないのかも知れません。


遠く海外のものが簡単に手に入る時代だからこそ、

日本の植物、
北海道の身近な植物達にも、
もっと目を向けていきたい。




そんな気持ちは、
今も変わらず心の中にあります🌿

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