竜生九子 不成竜
実在するさまざまな動物の身体の一部を組み合わせてデザインされている中国の架空の動物
(ヘビ、トラ、タカ、などを)



喉の所に逆さに生えた鱗があり、そこに触れると怒る
(逆鱗に触れる)
鱗に水をふくみ、身ぶるいすると雨を降らす


本来
昔の中国で雨乞い儀式であった「龍踊り」が長崎でも有名
そんな「竜」ですが
竜が生んだ九匹の子がいる
同じ親から生まれても、それぞれ異なる能力がある
しかし親と同じ竜にはなれなかった
「竜生九子 不成長竜」と言うお話があります。
その九匹の子が
さまざまな物にデザインされているとネットで見たので
長崎市でさがしてみました
※今回は完全なるネット情報なので、解説や写真に不備または誤記があると思いますがお許しください。
また、間違いがありましたら教えて下さい!
ではいきますよ♪
①贔屓(ひき)
亀に似て重きを背負う事を好む![]()

↑いるいる
孔子廟、大音寺、松森神社にて。
松森神社の物は完全カメちゃんなんですけど、カワイイから載せました
贔屓のひき倒し(えこ贔屓はためにならないよ)の由来とか。
②螭吻(ちふん)
遠くを望む事を好む
咥える事を好む
身体に水を含む
↑比較的たくさん見かけました!
孔子廟、新地中華街、唐人屋敷跡、興福寺、崇福寺
しゃちほこの元になったとも。
しゃちほことしてはもっと多くの日本建築(個人宅も)に見られますね!
身体に水を含むなら、火事を防ぎたいと言う期待が込められていますね。
③蒲牢(ほろう)
↑蒲牢は「吼える」のでつりがねのぶら下げるところにデザイン。
「竜頭(鐘)」「リューズ(時計)」の元になった説。
晧台寺、長照寺、大光寺、発心寺…唐寺じゃなくても多くのお寺に見られました!
あなたの町のお寺のつりがねにもいると思います☆
ぜひ参拝の際は気にかけて見て下さい(^^)
④狴犴(へいかん)
↑こちらが似てる感じ(激しくあいまい)
実際は福済寺によるとこちらは獅子なんだそうです。
でもガーゴイルでさえ日本じゃこま犬なんですよ( ̄▽ ̄;)
それに日本じゃ何でも(わたしの偏った主観
)獅子って言いますが
こちらが「狴犴」かもしれないって、思いたいじゃないですか。
今回のブログはあいまいさと、個人的な願望で出来ています(^^;)
竜や竜生九子自体、いくつかの創造・創作なので、良いじゃないかと逃げ道をつくりつつ。
でもそれが
実際の物にデザインされているのが面白いんですよ。
⑤饕餮(とうてつ)
↑食べる事が好きゆえ、食器にデザインされていると思ったら、香炉に模様で入っておりました☆
饕餮紋。
孔子廟。
⑥蚣蝮(はか)
↑たぶんこちら(お鼻くるくるしてる)。
橋の欄干などにデザインされるそう。
孔子廟。
(孔子廟パンフレットには、竜生九子の一部は別の名前で紹介されています。)
↑…なので武器に!
孔子廟。
孔子廟は多くの九子に出会えます
↑…なので香炉の脚に。
こちらも蒲牢に続いて日本のお寺でも邂逅度は比較的高いです!
唐寺でももちろん。
この香炉の手前にお坊さんが座りますよね。
香炉に狻猊がデザインされていることから、
その座る場所、転じて高僧の事を猊下(げいか)と呼ぶようになった説。
わたしは最近人間のひざ小僧が狻猊に見えて来ます(^^)
孔子廟、延命寺、三宝寺、唐人屋敷(協天上帝と書かれた香炉)など。
(白い香炉の右に顔が)
本蓮寺、勧善寺。
⑨椒図(しょうず)
↑…なので扉にデザイン。
本来わっかを咥えているそうなんですが…。
写真の物はわっかがありません。
わっかをはめていたような口角の穴はあります。
昔はわっかを咥えていた説、求む。
(求むって自己都合だねー(゜o゜)\(-_-))
崇福寺。
わたしが見た中では崇福寺でしか出会えませんでした!
~別説~
☆囚牛(しゅうぎゅう)
音を好む
弦楽器にデザイン。
見た目が竜と区別つきません。
長崎の楽器やさんや唐寺などをのぞくも発見に至らず。
☆嘲風(ちょうふう)
遠くを望む事を好む(螭吻もでしたね)
屋根の上に置かれるので、シーサーの原型説。

↑わからない…!
似た生き物はいるけど…!
矢印で示したように候補いっぱい(^o^;)
(ネットで見つけた画像と比較して)
もしかしたら左上の写真の前から2番目の物かも?
孔子廟のパンフレットには竜と書かれていますが…。
(ネット情報にはその竜が嘲風とも。)
シーサーから連想して、いろんなお寺の屋根の上を探しました。
屋根の上にこま犬さんが乗っかってる所って多いじゃないですか
↑こんな風に。
長崎市の有名なお寺にも多くありました。
深崇寺、浄安寺、光源寺など。
でもこちらは嘲風ではなく、ルーツはあったとしても日本化されてしまった物と勝手にカテゴライズしました。
今後のガイドに生かせればと思って。
でもそこまで知りたがるお客様は少ないです。
でも100人に1人でもいれば、そのお客様のために。
そんなことを思いながらいろんな事勉強していれば
ヒットする確率は上がる(^^)
お客様をガイドしていて
用意していたネタや資料がヒットすると
喜びを数日間引きずります
水を溜め込む

↑…ので排水口に。
こちらも不確実
でも似てる!
新地中華街。
竜生九子のデザインは、
洋風デザインでも共通する物に、ライオンとして使われている事がありますよね
ドア
お風呂のお湯が出てくる所、など。

↑螭首は、
先ほどの負屓と同じデザインでもネットに出てきました。
石碑を背負う「贔屓(亀似)」を「亀趺(きふ)」と呼び、上の螭首と併せて
「螭首亀趺」と記述されていたサイトもありました。
☆麒麟(きりん)
有名な麒麟ですね。
こちらを竜の子とする説もあるとかないとか。

だったりしないかな~
右の矢印の物はパンフレットによると見張り役だそうなので、犼の役割と同じかもしれないと思って。
左の矢印の物は孔子廟のスタッフさんによると麒麟なのだとか。
☆貔貅(ひきゅう)
該当なし
これかなー似てるな~と言う見当もつかず
九子は
それぞれデザイナーによって容貌の降り幅もあるので、
わたしには見た目だけでは判別出来ません(^^;)
わかりやすく屋根や香炉、武器などにデザインされていれば別ですが…。
また、どんなに見た目がこま犬さんでも、デザイナーが違う生き物だと主張すれば敵いませんからね
ガーゴイルみたいに
でも今後も気にしておこうと思います☆
以上

長文お読み頂きありがとうございました














