心理カウンセラー ひらいなずです
ずっと「自分らしい」と思っていたことが
ある日揺らぐことがある
これが自分のスタイルだと思っていた
これが自分の強みだと思っていた
これが自分の生き方だと思っていた
なのに
なんか違う気がしてきた
そういうとき
たいていこう思う
「自分を見失った」
「ブレている」
「しっかりしなければ」
揺らぎを
ネガティブなものとして
捉えてしまう
でも違う
「これが自分らしい」と思っていたものが揺らぐとき
それは自分を見失っているんじゃない
より深い自分が
顔を出してきているのだ
「自分らしさ」には
ふたつの層がある
ひとつは
環境や経験の中でつくられた「自分らしさ」
周りから求められてきた役割
うまくいった経験から学んだパターン
生き延びるために身につけた在り方
これは
本当の自分らしさじゃないとは言わない
でも
これだけが「自分」ではない
もうひとつの層は
もっと深いところにある
何をしていても変わらない核
どんな状況でも消えない感覚
理由はわからないけれど
これだけは譲れないというもの
表層の「自分らしさ」が揺らぐとき
深層の「自分らしさ」が
動き始めているのだ
だから揺らぎは
弱さじゃない
脱皮の入口なのだ
「これが自分らしい」が揺らいだとき
ふたつの問いを
自分に投げかけてみてほしい
ひとつめ
「これは本当に自分が選んだものか
それとも環境が選ばせたものか」
ふたつめ
「これを手放したとき
怖いのか、それとも少し楽になるのか」
怖いなら
まだ必要なものかもしれない
楽になるなら
もう手放していいサインだ
「自分らしさ」は
固定されたものじゃない
生きながら、変わっていくものだ
揺らいだとき
それを恐れなくていい
より本当の自分に
近づいていく、プロセスなのである
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