心理カウンセラー ひらいなずです
自分の嫌な部分を
直視する瞬間がある
意地悪なことを考えていた
嫉妬していた
誰かの不幸にほっとした
建前と本音が全然違った
そういう自分を見たとき
たいていこう思う
「こんな人間じゃなかったはずだ」
「最低だ」
「誰にも知られてはいけない」
そうやって
影の部分を、急いで押し込める
でもその影は、消えない
押し込めるほど
別の形で出てくる
誰かへの苛立ちになる
根拠のない自己嫌悪になる
なぜか特定の人が許せなくなる
「光と影の統合」
人間は
光の部分だけでできているわけじゃない
醜さも
弱さも
ずるさも
怒りも
全部、自分の一部
それを否定するのではなく
「これも自分だ」と
認めることが
統合への入口になる
影を持つことは
悪いことじゃない
影があるということは
光があるということ
影のない人間は
いない
むしろ
自分の影を知っている人は
強い
他者の影にも
動じない
「人間とはそういうものだ」と
深いところで
わかっているからだ
自分の嫌な部分を直視したとき
それを「最低だ」で終わらせない
「なぜこう感じたのか」と
少しだけ
内側に向かってみる
嫉妬の奥には
「自分もこうなりたかった」という
願望がある
意地悪な思考の奥には
「傷ついていた」という
感情がある
誰かの不幸にほっとした奥には
「自分だけが取り残されたくない」という
恐れがある
影は
本音の入口なのだ
光と影を
どちらも抱えたまま
生きていいのだ
完璧な光だけの人間になろうとしなくていい
影も含めた
丸ごとの自分を
認めたとき
本当の意味での
自分との統合が始まる
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