僕は嬉しくて嬉しくて、お父さんの顔中を舐めちゃった。

懐かしい、人間のお父さんの匂いがする。

お父さんは、僕の犬のお母さんの頭を撫でながら、僕に話してくれた。


僕は、死んでしまったらしい。だからここに来たんだって。

僕が居なくなってからの家族の話をたくさん話してくれた。

家族が泣いていた事、でも丁寧に僕の体を焼いて、仏壇においてくれた事、色々話してくれた。家族はみんな僕の事を大切に思ってくれていたこと。

僕は尻尾を振りながら聞いていた。

それでね、お父さんも、死んでしまったんだって。だから、ここに来たんだって。


僕は初めて、僕や人間には寿命が有る事、時期が来たらみんなと別れて死んでしまう事を知った。


でも、僕は悲しくないよ。とても嬉しい。だって、人間の家族と、たくさん嬉しいこと、楽しい事を経験して、たくさん知った。


僕は、毎日とても嬉しかったし、楽しかった。幸せに生きたんだって。

ありがとう!

また、いつかまた会えるよね。みんなに。

それまで、「阿里助は良い子」にしているね。


犬のお母さんと、人間のお父さんと、ここに居るからね。


多国籍の犬猫な毎日
わ~い