最近、すっかりクラシック音楽漬けになっています。
きっかけは、新しいスピーカーが家に来たこと、
そしてNetflixのドラマ「フォーハンズ」。
ピアノを習っていた頃は、ソナタあたりまでで、
特に好きだったのがベートーヴェンでした。
今思うと、ベートーヴェンの音楽って、とても強い。
静かなところから一気に感情が押し寄せてきたり、力強く音が重なっていったり
。
迷いや葛藤、激しさのようなものが、そのまま音になっている感じがします。
子どもの頃に弾いていたときは、ただ「好きだな」と思っていただけだったけれど、大人になってあらためて聴いてみると、
その激しさや情熱が、以前よりずっと心に響く気がします。
そして、大人になってからすっかりはまったのがドビュッシー。
ベートーヴェンが、感情をまっすぐ音にしたような音楽だとしたら、
ドビュッシーは、光や空気まで音にしたような音楽。 はっきりとした輪郭というより、音と音の間にある空気や、光、色まで感じさせてくれるところが好きです。
ベートーヴェンが「強い光」だとしたら、
ドビュッシーは「水面に揺れる光」のよう。
同じピアノの音でも、こんなにも世界が違うんだなと思います。
そんなことを思いながら、久しぶりにベートーヴェンを聴いてみたら…… やっぱり好きだなー。 激しくて、力強くて、心を打つ。
ドラマのおかげで、昔好きだった音楽にまた戻ってくることができました。
そして、そのあとにドビュッシーを聴くと、これがまたいい。 繊細で、柔らかくて、どこか夢の中にいるような感じ。
激しく心を打つベートーヴェンと、繊細で揺らぐようなドビュッシー。 どちらも好きだけれど、その日の気分によって聴きたい音が違うのも面白いところです。
そして今、この記事を書きながら聴いているのは、ドラマの中でも印象的に使われているラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。
これもまた、なんともドラマチック。
ピアノとオーケストラが重なっていく感じが美しくて、ついつい聴き入ってしまいます。
それにしても、音楽っていいですね。 昔聴いていた曲を、何年も経ってからもう一度聴いてみると、その頃とはまた違うところに心が動く。
年齢を重ねると、同じ音楽でも聴こえ方が変わってくるのかもしれません。
そして、「フォーハンズ」は今夜が最終回。
ここまで二人の物語を見てきたからこそ、二人の心が、最後には少しでも安らかなところにたどり着いてくれたらいいなと思っています。
どんな結末になるのか、少し怖くもあり、でも最後まで見届けたい。
ドラマが終わったあとも、きっとしばらくはクラシックを聴きながら、その余韻に浸っていそうです。
今夜はラフマニノフを聴きながら、最終回を待ちたいと思います。
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