あの日、ヨルダンパビリオンで出会ったダナティー。
最後の1パックでした。
ヨルダンの自然の中で育ったハーブをブレンドしたお茶。
中には、セージ、タイム、ローズマリー、ミント、ベルベーヌの5種類が入っています。
セージのやわらかな温かみ。
タイムの乾いた大地を思わせる深み。
ローズマリーのきりっとした輪郭。
ミントの清涼感。
そしてベルベーヌの、レモンの皮のような透明な香り。
それぞれが主張しすぎず、けれど確かに存在していて、
ひと口ごとに静かに重なり合います。
味わいは驚くほど洗練されていて、
澄んだ空気を飲み込むような軽やかさ。
そしてパッケージもまた、とてもモダン。
異国のお土産というより、
日々の暮らしの棚にすっとなじむ佇まいでした。
イベントは終わっても、
湯気の向こうに、あの日の光景がふとよみがえる。
(後半混みすぎて、近寄れなかったけど)
最後の1パック。
少し名残惜しく、だからこそ、特別な一杯です。
ありがとう、万博。


