いつもの散歩道のピンクの梅。
今回は Canon R5 に Tamron 90mm マクロを装着して撮影しました。

 

 

撮影モードは絞り優先(Av)、F2.8。
被写界深度を浅くし、背景を大きくぼかしています。
90mmの圧縮効果も相まって、背景の色がなめらかに溶け、主役が自然と浮かび上がります。

 

 

ピントはマニュアルフォーカス。
フォーカスピーキングを使い、主役となる花のしべに合わせました。
開放F2.8ではピント面はごく薄く、わずかな前後のズレでも印象が変わります。

 

 

三脚は使わず手持ち。
ファインダーをしっかり覗き込み、息を止め、体をわずかに前後させながら
いちばんシャープに見える瞬間でシャッターを切っています。

 

モニターではなくファインダーで撮ることで、
被写体との距離感や光の入り方により集中できる感覚があります。
逆光では特に、ハイライトの出方を丁寧に確認できます。

 

花びらの縁に回り込む光、
しべの一本一本の解像感、
そしてF2.8のとろける背景。

 

花を撮る時間は、呼吸を整える時間でもあります。

 

設定だけでなく、呼吸まで含めて作る一枚。
いつもの散歩道でも、撮り方次第でこんな表情を見せてくれます。

 

 

 

 

 

 

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