お正月にいただく大福茶(おおぶくちゃ)は、一年の無病息災や家内安全を願う、古くからの習わし。


元旦の朝、もしくは年のはじめにいただくこのお茶は、「福を大きく分ける」という意味を持ち、新しい年の始まりにふさわしい一服とされています。

 

大福茶の由来は平安時代にさかのぼるとも言われ、疫病が流行した際に、梅干しとお茶を人々に振る舞ったところ多くの人が回復した、という話が伝わっています。
そのことから、梅とお茶を合わせていただく風習が生まれ、今もお正月の縁起ものとして受け継がれています。

 

一緒にいただく大福梅(おおぶくうめ)は、梅干しを使った縁起物。
梅は邪気を払うとされ、しわのある姿からは長寿を、寒さの中で花を咲かせることからは強さや生命力を象徴すると言われています。


湯呑みに大福梅を入れ、その上からお茶を注ぐのがならわしで、立ちのぼる湯気とともに、梅の酸味とお茶の香りが静かに広がります。

 

大福茶に使われるお茶の種類には、実は決まりがないそうです。
お茶屋さんごとに茶種や配合はさまざまで、それぞれの考える「新年の味」があります。

 

 

一保堂の大福茶(Good Fortune Tea)

 

我が家では毎年、一保堂の大福茶を。
やわらかく澄んだ味わいの中に、きちんと芯のある旨みがあり、大福梅の酸味ともよく合います。


ありがたいことに、友人が毎年この大福梅を送ってくれて、それを一緒にいただくのが、すっかりこの季節の定番になりました。

 

北野天満宮の大福梅と熨斗

 

特別なことは何もないけれど、同じ器で、同じ味を、同じようにいただくこと。
その変わらなさが、年のはじまりの気持ちを静かに整えてくれるように感じています。
今年も穏やかで、福の多い一年になりますように。

 

 

大福茶と大福梅、お正月のお茶

 

 

 

 

 

 

 

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