― 草花とともに育ってきた庭の記憶 ―

 

お庭に新しい仲間が増えました。もうすぐ90歳になるご近所さんから、バラの鉢を2つ譲り受けたのです。

 

「毎年植え替えるのが大変になってしまってね。今年はほとんど咲かなかったのよ。管理も難しくなってきたし、よかったらもらってくれない?」

 

そんなお声がけをいただいて、お庭にお邪魔しました。いくつかの鉢の中には、まだ蕾をつけているものもありましたが、それはきっと彼女の毎日の楽しみになっているだろうと思い、咲きそうにない鉢を2つ選んでいただいてきました。蕾がついているものまでいただいてしまったら、きっと少しさびしくなってしまうだろうから。

 

このご近所さんは、以前は私が庭に出ていると、ほとんど毎回のように声をかけてくださった方。お花がとてもお好きで、まだ我が家の庭にほとんど何も植えられていなかった頃、紫陽花や秋明菊、鈴蘭、ジギタリスなど、たくさんの草花を分けてくださいました。

 

あの頃いただいた植物たちは、今では庭のあちこちで季節ごとに咲き、静かにその存在を伝えてくれています。お花を分けてもらうたびに教えてくださった育て方や花の名前。どれも思い出として庭に根付き、今の景色を作ってくれました。

 

今回のバラの鉢も、きっとこれからまた静かに、ゆっくりとこの庭に馴染んでいくのでしょう。葉もまばらで、まだ少し頼りない姿ですが、来年にはまた花を咲かせてくれることを願いながら、水をやり、声をかける毎日です。

 

庭の奥では、ジューンベリーの実が色づき始めました。緑の中に赤い粒がちらほら。果実の恵みとともに、植物と人とのつながりを感じる季節。ひと鉢ひと鉢に、思い出や人の温もりが宿る、そんな庭の記録を、これからも少しずつ綴っていけたらと思っています。

 

 

咲き始めた可愛い山紫陽花も

 

 

 

ブルーのニゲラも、その方からいただいたもの。

 

 

 

 

 

 

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