野狐(やこ) /老いたきつね。 | メリー・ポピンズになりたい私の 記憶と気分の引き出し。

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先日 ある演奏会で 日本歌曲「野狐、老いたきつね」という 歌を聴きました。
解説には
蔵原伸二郎の詩集から5つを抜き出して構成された歌曲集。
「きつねのうた」より 第4曲と 第5曲。 作曲 猪本隆 は日本歌曲に「語り歌曲の地平を開いた

とありました。 はじめて聴いた歌です。

きつねが夢を見ている その夢は無限大に広がっていく・・・・・・。
つまり きつねはもう 存在しないのだ・・・・。

という内容なのです。
私は 時折 死ぬとは ずっと夢を見ていること かも知れない  とか
もし 眠っている時に死んでしまったら 夢からずっと覚めないだけではないか?

などど 考えるタイプなので  この詩の歌が とても気に入ってしまいました。
(実際は、脳が停止すれば 夢も終わって しまうのですが・・・・)

歌の部分と 語りのように お話の部分があるので 表現力が求められる 歌でありました。
 
日本歌曲は 日本歌曲の独特な歌い方が求められるので 大変 難しい。
オペラのアリアや 洋物が上手い人が 日本歌曲を上手く歌いあげる とは限りません。
そして 日本歌曲に あう「声質」というのもあると思います。
そういう意味で 「日本歌曲」は 私の中で とても興味深いものです。

それにしても 「きつね」は かわいらしくもあり 不気味でもある 不思議な動物。
「きつね」が題材というのも 気に入れいました。

新美南吉の 「ごんぎつね。」  「手袋を買いに。」 
坪田譲治の「きつねとぶどう」 あと作者が思い出せないが「きつねの電話ボックス」
この4つの本は おばあさんになっても手離さないなあ、

特に「きつねとぶどう」が一番好き・・・・。

きつねとぶどう★★★★
お母さんきつねは 坊やに 「まっておいで、 お母さんが おいしい物をとってきてあげる」
といって ぶどうをとりにいきます。 
しかし ぶどうをとった後 おかあさんきつね は猟師に撃たれて死んでしまう。
やがて 成長した こぎつね は 、 
 ある時、昔お母さんと住んだ巣穴の近くにやって来るのです。
見ると ぶどうの木がおい茂り みごとな ぶどうがたわわに なっています。
「こんな 所に ぶどうの木があったかしら・・・・?」

おいしい ぶどうを たくさん食べた その時 ふと おかあさんの事を思い出すのです。
「まって おいで お母さんが おいしい物をとってきてあげる・・・・」
すると そこに ぶどうのなっている 理由が わかるのです。
こぎつねは お礼を言います。
「おかあさん、ありがとう。」
 
$メリー・ポピンズになりたいnannyの記録。-お母さんきつねと