もの謂わぬ
凡てを抱きつつ
煙りとなりて
涸涙のまま祈し
あの日見た
東雲の空
凡てを抱きしと
行く先告げず…
宸断の果てに
あちらだと…
切に
私は乞い続ける。
寡黙なる凡てを抱きしと
硬骨漢のあなたたちに
憐憫の気持ちを
私は…
一生持ち続けていくだろう
寡黙なるあなたたちの
硬骨漢が
不義達によって
掩蔽され
面隠され
足跡さえ…
カウントされずに
誰の記憶に残る事さえ
許されず
葬られてゆく。
私だけでも
許される事の無い
囁かな
抵抗を見せ付ける。
寡黙なるまま
行き先も告げず
煙りとなりて
凡てを抱えし葬られた
硬骨漢のあなたたちは
真紅の雲が
放射線をなして
天頂まで延びる様に…
逢魔が時に消えていった…
私の燻り続ける
憤懣遣る方無いこの気持ち…
未だあなたたちの様に
寡黙なるには
なれそうも無い…
鬱憤の
積もり続けるこの時…
せめて
宸断の果てに
あちらだと…
切に
私は乞い続ける。




