2012年1月6日のPM9時から放送された、中居くんが司会をしている金スマスペシャルで、
AKB48の特番をやっていました。
ご覧になられた方おられますか?
すごかったですよ。
わたし、見ながら泣いてしまいました。
AKB48は、昨年ミリオンヒットを5本、日本レコード大賞、CMの女王と、
今最も注目をされているグループですが、
彼女たちがデビューした2005年の頃は、苦労の連続だったそうです。
秋葉原のAKB劇場で、ステージの幕が上がったら、250人入る劇場に観客が7人で、
メンバーの人数の方が多かった・・・とか、
「秋葉原のパンチラ集団」と呼ばれていた・・・とか、
友達だった人から「秋葉原でアイドルやってるなんて、キモイ。」と言われ、
突然口を聞いてもらえなくなったり・・・。
売れない時期が長く続き、辞めていくメンバーや、
精神が崩壊していくメンバーの様子が、克明に再現されていました。
一生懸命やっても売れない。
どんなに頑張っても、観客は7人ほど。
もうダメなんじゃないか?
そんな不安をもつメンバーに対し、プロデューサーの秋元康さんが言った言葉は、
「なにをぐずぐず言っている暇があるんだ。
観客は少ないけど、ゼロじゃない。
今見に来てくれている目の前の観客を満足させることが、
今おまえたちができることだろう?
目の前の一人を満足させられなくて、
1000人の観客を満足させられるのか?!」
この言葉で、メンバーの意識が変わります。
人数が少なくてどうしよう?
こんなんでやっていけるのか?
こんな少ない観客の前で歌うのは、恥ずかしい。
という意識から、
お金を払って見に来ていただいた方々のために、
今できる精一杯のものを届けたい!
感謝を伝えたい!
すると、観客の方々が「一生懸命やっているこの子たちを応援したい!」
と、宣伝をしてくれるようになりました。
この番組の中で、学べることがたくさんありました。
わたしも仕事をはじめた頃は、仕事の依頼がまったくない時期がありました。
講座案内のチラシを配っても、誰も申し込みがなくて、
当日、会場費だけ支払って、とぼとぼ帰ってきたことが何度かありました。
ある子供スポーツ教室の先生から講演の依頼が来たので、
張りきってでかけたら、会場が用意されていなくて、
「ここで講演をお願いします。」と、暗い廊下に連れていかれ、
スポーツ教室の保護者の方数名の前でお話ししたことがあります。
保護者のみなさんは今日来てはじめて講演があることを知った方ばかりで、
まったく講演に興味のない方ばかり。
講演の途中に自動販売機にジュースを買いに行ったり、
隣の人とずっと話されていたり。
AKB48ほどの苦労には及びませんが、
わたしにもこんな時代がありました。
そんな時、いつもわたしに聴こえてくる声が言ってくれた言葉は、
秋元康さんと同じ言葉だったのです。
「今、目の前の人だよ。
目の前の人に一生懸命、愛をもって話す。
それだけ。
その積み重ねが奇跡を起こす。」と。
「わたしなんて役に立つんでしょうか?
必要とされているんでしょうか?」
そう問いかけると、
「自分を過小評価してはいけない。
自分なんて・・・と言っているうちは、ベクトルが自分に向いている。
例え人数が少なくても、集まってくれた人のために、
今自分ができることはなんだろう?
今自分ができる最大限の愛を放とう!
そう思うと、それは必ず相手に伝わる。
そこに感動が生まれる。」
「でも、チラシを配っても、誰も申し込みがなかった時は・・・?」
「よかったじゃないか!(笑)」
「何がよかったんですか?!」
「今回はそちと出会わなければならないほど、
差し迫って困っている者がいなかったということじゃ。(笑)」
「へ?」
「そちに伝えている教えは、いずれ多くの者を救う。
そちを必要としている人はたくさんいる。
自分を過小評価するなかれ。
例え今回のチラシで誰も人が集まらなかったとしても、
チラシをもらった人の中で、子育てに悩んでいる人がいたら、
地元でこんな子育ての講演や講座をしている人がいるんだと思っただろう。
今回は参加しなかったけど、困った時は『お母さん元気プロジェクト!』の
みやがわさんという子育て相談の窓口があるんだなぁ・・・
と思ってくれたかもしれない。
ま、今回は差し迫った人とは出会わなかったがな。(笑)」
こんな対話をしていました。
目の前の人に一生懸命心をこめて向き合ってきたら、
その方からの口コミで少しずつ講演や子育て相談の依頼が増え、
保育園や子育て支援センターで、年間を通して子育て相談の契約をいただいたり、
市が主催する子育て講演会を開催していただくようになりました。
「なんでも仙人セミナー」の際、会場にお越しいただく
たくさんのみなさま方のお顔を拝見するたび、毎回ありがたくて、嬉しくて、
感動と感謝で胸がいっぱいになります。
これからも目の前の人お一人お一人に、心を込めて向き合っていきたいと思います。