意識が混濁してる間は個室だった。
ベットに括られていた事もあった。

以前テレビで見た内容で、
縛られている状態から解くという場面を見た事があり、
何度も外しては看護師を困らせていた。
時には自分から

「縛らなくてもいいの?」

と聞くほどだったが、
そのやり取りが楽しかったのだと思う。


主治医には、父の一周忌には参加できないと言われていたが、
前日には数時間の外出許可が出るまでに回復した。
母と共に帰る、久々の自宅。
仏壇に手を合わせて、
参列出来ない事と、ここまで回復した事を報告できた。






ほとんど毎日見舞いに来てくれた母と姉。
入院病棟で良くしてくれた看護師。

最初の入院と比べて快適だったのは、
家族の存在が大きかったと思う。
生きる事へコミットした私は、
1ヶ月半の短い入院生活を終える事ができた。