いつも通ってるクリニックへ

家族3人でいく。

私の意識はあいかわらず曖昧で

何故ここにいるのか分かっていない。

ただ、とにかく気分が悪い。

予約をしていないからなのか、

待ち時間が長く感じられる。

病院にいるより、家で横になっていたい。

 

診察の順番が来て問診が始まる。

家族の言葉を聞いていると、

なんだか私が異常な行為をしていたと知る。

けれども私にはすべて現実で起こったことで、

嘘でも何でもないが、

私の記憶の中の時間と

両親が見ていた私とでは、

全く異なっていたことを改めて知る。

 

 

 

 

セッションを受けた後から、

私は一人で念仏のような変な言葉をぶつぶつと唱えていたようだ。

それは自己催眠のようなものだと主治医は言う。

けれどもそれは、セッションの時に

業を取り除く合言葉として教えてもらったもの。

何も催眠のようなまじないでもなかったはず。

そして父が家族に危害を加えたこともなければ、

家に取材が来たこともない。

母が傷つけられたこともなければ、

ニュースになるような出来事もなかった。

 

あったのは、家に見覚えのない荷物が大量に届いたこと。

私が暴れ出して手を付けられなくなったこと。

服薬していた薬をどこかに隠してしまったこと。

家を脱走したこと。

こたつに潜り込んで壊しかけたこと。

暴れ出して家財を壊したこと。

何日か起きてこず、水だけを飲んで過ごしたこと。

朦朧とした中で、あちこちへ電話していたこと。

どうしてこんな状態になったか、

両親には見当もつかないこと。

 

驚きというより、私には違う景色を見ていた両親が信じられなかった。

主治医はここではこれ以上は分からないから、

薬で様子をみると言ったが、

両親は大反対した。

薬でなんとか抑えようとしても、

現状いきなりこうなったのは

何かしら原因があるはず。

違う病院で診てもらう。

 

主治医に紹介状を書いてもらい、

私は大きな病院へ行くこととなった。