かなり時間差の正式譲渡のご報告です。
まじょか、よかにせ、もぜちゃんの鹿児島かわいいチーム(鹿児島弁でかわいいカッコいいって意味です。)
は生後1ヶ月ちょっとの頃にTNRで捕獲され、みんな酷い猫風邪を引いていて現地ボランティアさんになんとか命を繋いでいただきました。
まじょかちゃんは兄妹で1匹だけエイズ陽性でした。
2月半ば、5ヶ月くらいの時に我が家にやって来てすぐに両耳の中耳炎が判明、そしてお腹にコクシジウムという寄生虫もいたので、のんびり治してから募集活動しようと思っていたのですが、募集もしてない我が家にやって来て数日でなんと里親さんが決まりました
まじょかちゃんを選んでくれたのは、譲渡会に他の猫をご指名で来てくれたご夫妻でした。
同じサビ猫さんで他にも希望される人がいたのと、人慣れ度や先住猫さんとの相性など条件を考えるとまじょかちゃんも候補に入るかな?とオススメしたところ会ってみたいと仰っていただき個別のお見合いとなりました。
エイズキャリアのこともコクシジウムのことも中耳炎のことも全てご説明しましたが、まじょかちゃんの性格や可愛らしさの前にたいした問題ではないという感じで迷いなくお申し込み。
体調を整えるために少しお時間いただきたいとお伝えしたら、脱走防止や危険箇所の見直しに時間がかかるのでむしろ都合がいいとも仰ってくれて、お届けする前からこれは間違いない出会いだなと確信していました。
先代さんの闘病でかなり投薬やケアをなさっていたのでケアのスキルは私より段違いにあるんです。
甘えてしまっていいのかな、と思いつつ遠慮なく甘える私…
お薬持参でトライアルに行きました。
かなり良くなっていたのだ、たぶん1週間くらい投薬すれば完治すると甘い目論見でした…。
少し興奮はしてますが、最初からかなり馴染んでいます。
まじょかちゃんは環境適応力が兄妹の中でもずば抜けていたし、人間が大好きなのでこうなるだろうなと思っていました。
お膝大好きなので、孫ポジションを狙います。
気に入ってくれるはず!
お姉ちゃん猫のハニちゃんがかなり緊張しているので、おじいちゃんおばあちゃんのお部屋にいる時間をハニちゃんの息抜きに出来るのも良かったです。
人間大好きで良く遊ぶまじょかちゃんに「両親もだいぶ夢中です」と言ってくださいました。
ずっと猫と暮らしてきたご家族なのですが、ここ数年は呼べば来る猫がいなかったとのことで喜びもひとしおのようです。
かなり怒ってはいましたが、ケージに近寄って来てくれたことが大前進です。
まじょかちゃんは猫も大好きなので、敵意がないことが伝わればきっと少しずつ許してくれるはずです。
猫飼い大ベテランさんですが、子猫が久しぶりなのであまり寝ないことやお腹がパツンパツンなこと、ウンチの回数や状態など安定している成猫とは違う様子に質問をたくさんいただきました。
すごく細かく見てくれていることが嬉しく、幸せなことだなと思います。
3階リビングでも遊ばせて貰いました。お姉ちゃんとも遊べるようになるといいね。
すごく順調なトライアルでしたが、この辺りでまた耳から膿が出てくるように…
点耳薬をいただき、経過観察です。
ここでトライアル1週間でしたが、耳の様子を見たいのと先住猫のハニちゃんともあと少しなのでトライアルは延長することにしました。
そんな私の気持ちとは裏腹にまじょかちゃんはおじいちゃんおばあちゃんのお部屋でくつろぎ自宅リビングでもくつろぎとても幸せそうにしてます。
早くお耳良くなれ~
点耳薬は良く効いて数日でだいぶ改善しました。
小さい子猫でも繊細な先住猫さんにとっては怖い存在なんです。
怖いけど気になる、気になるけど怖いの葛藤の時間ですね。
トライアルでそんなに体重増えるって実は珍しいです。大物ですね。
年齢差もあるし女の子なのでそんなに早く仲良くなることはないのですが、お互い穏やかな気質なのでいつか程よい距離になると信じて見守ります。
そうしてまじょかちゃんがハニちゃんに近寄っても逃げないようになり、まじょかちゃんがケージの外にちてもハニちゃんが同じ空間に来るようになり、そしてハニちゃんオモチャ遊びをするようになり、まだグルーミングはしないものの鼻キスやお尻のかぎあいをするようになりました。
ここまで3週間でした。
お耳の調子も落ち着いていたので、ここで正式譲渡となりました。
必ず正式譲渡になると思ってはいたものの嬉しいですね。
そうして、時折幸せ報告をいただきほのぼのしていたのですがまたお耳から膿が…通院した結果けっこうな量の膿が溜まっていて培養に進みました。
お届けしてからずっと治療をさせてしまっているのが本当に申し訳なく、1度こちらでしっかり直してからお戻しすることをご提案しましたが「戻せないです」ときっぱりお返事が。
元々体調が万全でないから譲渡を諦めるとか、そういう選択肢はないんです。
耐性菌がついていて使える抗生剤が少ないため免疫力を高めてゆっくり治す方向で見てくれています。
現時点で完治はしていませんが、大切な我が子として孫としてこれ以上ない愛情を家族全員から注がれています。
鹿児島で猫風邪で死にかけていた子ねこが生き抜く中でよかにせ君のように視力を失ったりポ子ちゃんのように耳に大きな後遺症を抱えたりしました。
それでも生きていればこんな幸せな出会いがあり、愛情を得られるんです。
エイズキャリアも含めて何ひとつ心配な点がない譲渡ではありませんでしたが、それでもいいと言ってくださった所に覚悟と愛情を感じられて私はポ子ちゃんは幸運な子だなと思いました。
鹿児島のボランティアさんも、この子達の命を繋ぐためとても大変な日々だったと思いますが、この後に続くよかにせ&もぜちゃんも含め全て報われる譲渡が出来たと思います。
ポ子ちゃん、生き抜いて本当に良かったね!
卒業、おめでとう!














