花のように清く
いつもの散歩コースは、新興住宅が整然と立ち並び、庭には四季折々の花を咲かせ通る人をひきつけずにはおかない。人は、何らかの思いを持って花を選び育てる。私はしばし足を止めGoogleフォトで花の名を調べる。何気ないそんな散歩道は、学びの道でもある。 花好きの友人が「〇〇の花が咲いたよ」と声を弾ませるけれど、自分が育てたわけでもない花の名はすぐに忘れてしまう。大輪の花も雑草として抜き取られる花も、一つ一つが生命を持ち、個性を放ち、勿論立派な名前を持っている。 この花は何故この色なのか、何故この名前がついたのか。不思議なことばかりが次々に頭を悩ます。知らなくていい。覚えなくていいのだとも思う。花は花、全て美しく清らかである。花の魅力はいつの時代も不思議な感覚に誘う。