お祭り会場、人の多さに疲れて花火を横目に早々に帰宅する子どもたち2人と私。
「早くかえりたい。」と言った息子に合わせてバス停を目指したのに、バスに乗り慣れていない私は反対車線で待機してしまうという凡ミスを犯す。
気付いて反対側の帰宅方面のバス停へ向かった頃には、長蛇の列。
しまったな、と思いつつバスを待つ。
バスが来た。先頭から順に乗車していく。
「俺ら乗れないかもね〜。」と、私たちの後ろに並ぶ男の子たちが言う声が聞こえる。
あと少し、あと少しで乗れる、と順調にバスに乗って行っていくのを見守っていたが、私たちの1つ手前のかたたちで係の方に止められてしまった。
oh…なんつータイミング… と思っていたら、息子が「俺たちラッキーだね!」と言う。
次のバスに最初に乗れるから、席も選び放題だから、ラッキーなのだと言う。
確かに。
そして、なぜか私たちの前の1組はバス停から歩いて帰ることにしたようで列から離れて行ったおかげで、本当に先頭になり次のバスに一番最初に乗れてしまった。
「早く帰りたい」と息子に言われた → 早く帰ってやらなければ → 私のミスでタイムロス → その上バスに乗れなかった → オーマイガッ!
となる、私の脳みそとは裏腹なその一言に救われる。
「早く帰る」という第一目的から見たらミッション失敗なのに、だ。
結構これ、日々の中で大事そうだぞ!?と帰宅後振り返る。
・私だけ過去の「早く帰る」にとらわれて自分のミスを責めマイナスを見ていたけど、
息子はとっくにそんなことは忘れ、今、目の前の出来事を前向きに捉えていた。
・【同じ現実】のはずなのに、切り取り方が少し違うだけで心の動きがプラスとマイナス真逆になってしまう。
・大人は色々経験してるから頭で色々考えてしまうけど、子どもはシンプルに今を味わう天才なんだなぁと改めて思った。
・これは親の贔屓目かもしれないけど、息子がものごとを前向きに捉えられる子、今を愉しめる子に育っていて嬉しい。そのままどこまでも行ってもらいたい。
・起きている現実をどう捉えるかは自分次第。
プラスとマイナスが同時に起きているのがこの世の仕組みなら、どちらも見ることもできる上でプラスを選び取れる私で在れるようにいる。
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船津のどか
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