舌を頼りに 30年間食べもの絵日記を描き続けている 雑食性サラリーマンです。
食記・九州編より14
・イル・ド・フランス ロニョン
天神にあったイル・ド・フランスではいろんなものを食べた。リ・ド・ヴォ―やフレッシュフォアグラやラパンやエクルビスなど、はじめて食べるものも多かったが、なんといってもロニョンが衝撃的な旨さだった。
私がイル・ド・フランスでロニョン・ド・ヴォ、仔牛の腎臓を生まれて初めて食べたのは1991年2月11日。私が子どもの頃は、豚の腎臓は豚マメと言ってよく食べられていたように記憶しているが、どういうわけだか日本人には腎臓は人気がなかったようで、最近はとんと見かけない。ましてや仔牛の腎臓を30年前に食べられたのだから福岡の人はよほどの内臓類が好きなのかも知れない。
丸谷才一の著書で「食通知ったかぶり」という本があるが、「ユリシーズ」にロニョンを食べる一節があるのを紹介しているが、、私はそれを読んでロニョンに憧れを抱いていたので、イル・ド・フランスのカルトに見つけたときはためらわずに注文したものである。
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