と、いうのも、あたしと先生が
二人きりで話したことな んて、
多分 今が初めてなハズ。
だから先生が自分の下の名前まで
覚えてくれていたというコトにも
少しびっくりした。
あたしの考えていることなど、
もちろん知らない先生は、
赤信号で止まった時に、
再びあたしに話しかけてくる。
『・・・おい、いい加減、何かしゃべれよ。』
『・・・さっき、彼氏に、振られました。』
『あ?』
『・・・もう、いいの。』
『もう、いいっておまえ・・・。』
その時のあたしは、
なんだかもう、何もかも面倒くさくて、
どーでも良くなっていた。
『ミヤ先生。・・・どこか、連れてって下さい。』
『・・・え?』
『・・・どこでも、いいから・・・。』
その時、信号が青になったので、
先生はアクセルを踏みながら
もう一度あたしに視線を配った。
雨は、一層強く降り出していた。
続く
**********
二人きりで話したことな んて、
多分 今が初めてなハズ。
だから先生が自分の下の名前まで
覚えてくれていたというコトにも
少しびっくりした。
あたしの考えていることなど、
もちろん知らない先生は、
赤信号で止まった時に、
再びあたしに話しかけてくる。
『・・・おい、いい加減、何かしゃべれよ。』
『・・・さっき、彼氏に、振られました。』
『あ?』
『・・・もう、いいの。』
『もう、いいっておまえ・・・。』
その時のあたしは、
なんだかもう、何もかも面倒くさくて、
どーでも良くなっていた。
『ミヤ先生。・・・どこか、連れてって下さい。』
『・・・え?』
『・・・どこでも、いいから・・・。』
その時、信号が青になったので、
先生はアクセルを踏みながら
もう一度あたしに視線を配った。
雨は、一層強く降り出していた。
続く
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