その日は、朝からすごい雨の日だった。
彼氏・淳からの呼び出 し。
電話から既に
何かを含んでいたテンションに
嫌な予感を感じつつ、
待ち合わせの10分前に、
マックのガラスの扉をくぐる。
待ち合わせ時間から
5分遅れて、姿を見せた淳。
遠慮がちに席に着いて、
しばらく下を向いていたけれど、
やがてモゴモゴと小さな声を出した。
『・・・舞の事が嫌いになったんじゃない。
・・・・・だけど、舞よりも好きな人が出来た。』
『・・・え?』
最初のほうは、
よく聞き取ることが出来なかった。
だけど多分、
そう違わないニュアンスの言葉だったと思う。
雨のせいか人気のない
駅前マックで、席に着いて7分。
いきなりこんな別れの言葉を切り出され、
息を呑んでいるだけで、
言葉の出ないあたし。
たったこれだけの会話で、
あたし達の
2年間の付き合いは終わった。
続く
***********
彼氏・淳からの呼び出 し。
電話から既に
何かを含んでいたテンションに
嫌な予感を感じつつ、
待ち合わせの10分前に、
マックのガラスの扉をくぐる。
待ち合わせ時間から
5分遅れて、姿を見せた淳。
遠慮がちに席に着いて、
しばらく下を向いていたけれど、
やがてモゴモゴと小さな声を出した。
『・・・舞の事が嫌いになったんじゃない。
・・・・・だけど、舞よりも好きな人が出来た。』
『・・・え?』
最初のほうは、
よく聞き取ることが出来なかった。
だけど多分、
そう違わないニュアンスの言葉だったと思う。
雨のせいか人気のない
駅前マックで、席に着いて7分。
いきなりこんな別れの言葉を切り出され、
息を呑んでいるだけで、
言葉の出ないあたし。
たったこれだけの会話で、
あたし達の
2年間の付き合いは終わった。
続く
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